おもなオプション検査
甲状腺ホルモン
血液中の甲状腺ホルモン(T4)濃度を測定し、甲状腺機能亢進症を調べる検査。この病気は10才以上の猫に多く、活動性や食欲が増して、一見元気そうに見えるのが特徴です。進行すると心臓や腎臓に負担がかかります。
腎機能マーカー(SDMA)
日本で2016年から測定できるようになった検査。これまでの血液検査では腎機能が75%以上失われないと検出できなかったのに対し、SDMAは40%で検出が可能となります。慢性腎臓病の早期発見に効果的です。
心臓マーカー
心筋に負荷がかかった際に血液中に出るホルモン(NT-proBNP)の濃度を測定して、心臓病を調べる検査です。とくにラグドール、メインクーンなど心臓病が多い純血種で、心臓病の早期発見マーカーとして重要です。
それぞれの数値の正常値や参考基準値は、分析機器によっても異なります。また、ひとつの項目だけではなく、各数値のバランスを見て獣医師が判断するため、より詳しく知りたい場合や、結果に不安がある場合は主治医に質問しましょう。
お話を伺った先生/山本宗伸先生(猫専門病院 Tokyo Cat Specialists院長 国際猫医学会ISFM所属)
参考/「ねこのきもち」2026年6月号『“受けっぱなし”はもったいない!猫の健診結果は、こうして読み解く』
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
