【知られざるご当地料理】うどんなのにスイーツ!?“クセ強”三陸の郷土料理「あずきばっと」を知ってる?

【知られざるご当地料理】うどんなのにスイーツ!?“クセ強”三陸の郷土料理「あずきばっと」を知ってる?

小豆汁で平打ち麺をコトコト…! 歴史ある伝統の「あずきばっと」

 青森県南東部や岩手県の三陸沿岸地方には「あずきばっと」と呼ばれる郷土料理があります。うどんなのにスイーツ扱いという独特の立ち位置が話題になっているこの料理、一体どのようなものなのでしょうか。今回は、その不思議な魅力や歴史、そして現代でのユニークなアレンジについてご紹介します。

「あずきばっと」の正式名称は「小豆ばっとう」です。農林水産省の公式サイト「うちの郷土料理」でも、次世代に伝えたい大切な郷土料理の一つとして紹介されています。甘く味付けをした小豆汁の中に、幅広で短めにカットしたうどんを入れてコトコトと煮込んだ料理であり、きしめんのような平打ち麺と小豆という一風変わった組み合わせが最大の特徴です。見た目はうどん料理そのものですが、現地での分類としては完全に「スイーツ」の扱いとなっています。

「ご法度」が語源? お祝い事や無病息災を願う伝統行事の味

 この料理は、古くから建前(上棟式)や庭じまいなど、お祝い事のごちそうとして振る舞われてきました。農作業 of 合間に食べるおやつや、冬の時期の温かいもてなし料理としても長く親しまれています。また、岩手県の山田地域には、8月7日に「7回海で泳いで、7回あずきばっとを食べると無病息災で過ごせる」というユニークな風習も残されています。

 名前にある「ばっとう」の語源については、いくつかの面白い諸説が語り継がれています。有力なのは、山梨県の郷土料理である「ほうとう」の発音がなまって「ばっとう」に変化したという説です。もう一つは、昔の農民たちが米作りよりも小麦粉で作るこの料理に夢中になりすぎてしまったため、お殿様が「ご法度(ごはっと)」にしたからという、ユニークな説も広く知られています。

配信元: LASISA

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LASISA

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