その日、友人たちと一緒に近隣の山へハイキングに出かけました。空は青く澄み、鳥のさえずりが心地よく響く絶好の登山日和でした。
山の天気が急変し…
私たちは笑い声を交わしながら山道を進み、自然を満喫していました。ところが、しばらく行くと空模様が急変し、あっという間に黒い雲が立ちこめ始めたのです。山の天気は変わりやすいと聞いてはいましたが、ここまで突然の嵐になるとは想像していませんでした。
雷鳴がとどろき、吹き荒れる強い風に身の危険を感じた私たちは、慌てて避難場所を探しながら下山することにしました。
友人が大けがを負い焦る私たち
雨で足元が滑りやすくなる中、友人のAさんが足を滑らせて転倒し、岩にぶつかってしまったのです。Aさんは痛みで動けなくなり、私たちは焦りながらも何とか冷静さを保とうと必死でした。
携帯電話の電波は届かず、状況は厳しいと思われましたが、運よく通りかかった別の登山者が助けを呼んでくれることになりました。
ほどなくして救助隊が駆けつけてくれ、Aさんは無事に救助されました。その後の治療によって命に別状はないとわかったとき、私たちは胸をなで下ろしました。

