NHK『風、薫る』28歳俳優が“朝ドラの守護神”と言えるワケ。サッカーで鍛えられた脚力が支える存在感

NHK『風、薫る』28歳俳優が“朝ドラの守護神”と言えるワケ。サッカーで鍛えられた脚力が支える存在感

見上愛と上坂樹里W主演の連続テレビ小説『風、薫る』(NHK)第13週第63回で、甲斐翔真演じる陸軍二等軍曹・小川吾郎が本格登場した。

 初対面だというのに、主人公・大家直美(上坂樹里)といきなりやり合う。と思ったら、今度はジェントリーに振る舞い、新たな恋の芽生えすら感じさせてくれる。

 ミュージカルとサッカー。甲斐の演技は今にも歌い、踊り出しそうな雰囲気きらめき、同時に重厚な佇まいを持ち前の脚力が支える。“イケメン研究家”加賀谷健が解説する。

甲斐翔真の演技を支える“脚力”

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『風、薫る』に登場する主要キャラクターたちにとって、団子屋「田之上屋」は風通しのいい交流を促し、ちょっとした憩いの場所になっている。そして時には、店前を新しい風が吹き抜け、新キャラが初登場したりもする。

 第13週第62回ラスト、店前通りを1人の軍人が闊歩する。陸軍二等軍曹の小川吾郎である。

 この初登場場面で、カメラは彼の足元を強調して映す。新キャラの顔をはっきり映したくないからだが、その他にも演じる俳優ならではの“脚力”を印象付ける意図もある気がする。

 小川吾郎役を演じているのは、甲斐翔真だ。甲斐は小中高でサッカーに打ち込んだ。ユース時代のチームメイトには、高校日本代表選手になった者もいたという。

 サッカーで培った、持ち前の“脚力”が彼の演技を支えているように思うのだ。

不動の守護神的ポジション

 一見、サッカーと演技はフィールドが異なり、まったく関連性がないように思う。でも甲斐の場合は、サッカー経験が自然と演技に落とし込まれているところがある。

 重要なのはポジションだ。もともとフォワードだった甲斐だが、小学5年生からはゴールキーパーになった。

 味方のゴールを敵のシュートから守る、不動の守護神的ポジションだ。抜擢理由は、高身長であることとキック力があったから。不動のポジションを支えるだけの脚力と重心の置き方も優れていたのだろう。

 俳優デビュー後の2016年に出演した『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)では、思わず「受け身をとるとキーパー的な動きになってしまいました」とインタビュー(『fanthology!』2020年掲載)で語っている。サッカーのポジションが演技のリアクションに繋がるというのは興味深い。



配信元: 女子SPA!

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