悪性リンパ腫の前兆となる初期症状
リンパ節の腫れ
リンパ系の組織は、リンパ液が流れる「リンパ管」とそのリンパ管についている「リンパ節」という小さな組織から成り立っています。このリンパ管とリンパ節は全身にはり巡らされています。悪性リンパ腫では、このリンパ節の腫れ、しこりで気が付くことが多いです。リンパ節の腫れは全身に分布するため、リンパ節の腫れがどこにでも起こる可能性があります。首やわき、足の付け根などのリンパ節が外から触れやすく、気がつくことが多いです。一般的に、悪性リンパ腫のリンパ節の腫れは痛みを伴わないことが多いです。また、ゴムのような硬さがあるのが特徴です。
表面から触れづらい、おなかの中のリンパ節が腫れる場合もあります。この場合、しこりが大きくなって初めてお腹の張りとして気が付くこともあります。
発熱
悪性リンパ腫に伴い、発熱が持続する場合も少なくありません。時に発熱は38℃以上の高熱が持続することもあります。発熱の症状が持続する場合、早めに病院を受診しましょう。
発熱のみでは、症状の区別がつかず、他の病気の可能性もあります。発熱が持続する場合には、まず内科を受診すると良いでしょう。
発汗・寝汗
悪性リンパ腫の特徴的な症状として、発汗が挙げられます。暑くもないのに、発汗が起こったり、寝ている間に大量の汗をかくことで異常に気が付くこともあります。大量の発汗や寝汗に気がついたときにはまず内科を受診して相談をしてみましょう。
「悪性リンパ腫の初期症状とかゆみ」についてよくある質問
ここまで悪性リンパ腫の初期症状とかゆみなどを紹介しました。ここでは「悪性リンパ腫の初期症状とかゆみ」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
悪性リンパ腫の寿命はどれくらいでしょうか?
今村 英利 医師
悪性リンパ腫全体の5年生存率は男性で86.9%、女性で87.1%と報告されています。しかし、悪性リンパ腫はタイプにより悪性度は異なります。そのため、生存率に関しても、リンパ腫のタイプにより異なります。ご自身の今後のことを考える際には、主治医とよく相談することをお勧めします。

