筆者友人の愛着あるマイホームの売却に立ちふさがった隣家の巨大な庭木をめぐり、ダメ元で夫が直談判に向かった結果、隣人から返ってきた言葉は……?
査定額を下げる「意外な盲点」
家を売ったときの話です。
長く住んだマイホームでしたが、老後はのんびり違う土地に移住したいと決めた私たち夫婦。愛着のあるこの家を売ることにしました。
建物はまだまだきれいで立地もよく、いい値段がつくと思っていました。でも、不動産屋さんから告げられたマイナスポイントが「日当たり」。
引っ越し当初は、日当たりもよかった庭付き一戸建てのこの家。しかし、隣の家の木が大きくなりすぎて、今では庭全体が日陰になっていたのです。
「あの木がなければ、家にも庭にも日が当たるし、もっと価格は上がるんですが……」
そう言われてしまいました。
夫が意を決して向かった、直談判の結末
自分の敷地の木ならまだしも、隣の家の木。
わが家の資産価値を守るためとはいえ、他人の家の木をどうにかしてほしいと伝えるのは非常に勇気が要ることです。
どうしたものかと悩んでいると、なんと夫が直談判に行ったのです。
「実は家の売却を予定していて。庭や家の日当たりを改善して、少しでも高く売りたいと思っています。こちらで費用は負担しますから、お宅の木を切らせてもらえませんか?」
すると隣人は猛反対!……とはなりませんでした。
「もうこの木は手に負えないほど大きくなって困っていたところで。植木屋さんに頼むにも費用が何十万もかかるから、なかなかできなかったんです」
と言うではありませんか。

