嵐が「再集結」した本当の意味
ファンクラブでの露出を含めると約1年ほどの期間がありましたが、これは嵐の再始動というよりは、大野さんが語った「コロナによってかなえられなかった、ファンの皆さんに“直接感謝を伝える”」ための再集結でした。言い換えれば、大野さんはきちんと終わらせるためだけに嵐に戻ってきたと言えます。
ラストツアーは5大ドーム・全15公演で約49万人を動員。千秋楽の最後の挨拶では、デビューしてからの26年半を振り返り、メンバーとファンへの感謝を何度も繰り返し述べました。そして、目に涙を溜めながら振り絞るように「僕らここに誰一人欠けることなく、このみんなで作った嵐を26年間守りきれて、本当に良かった」と実感を込め語りました。
この言葉には、これまでの葛藤、苦渋の決断、沈黙の期間、そして最後に5人でステージへ戻れた喜び、そのすべてが凝縮されているように見えました。
ラストツアーが大野の心を動かしたか
芸能史を振り返ってみても、嵐ほどの国民的グループで、活動休止後に数年間も表舞台から姿を消し、それでも最後はグループのために戻って自ら終止符を打った例はあまり思い当たりません。大野さんの律儀さと義理堅さを感じます。嵐の活動終了と同時に所属事務所を退所した際、彼の引退すらも覚悟していたファンは多いと思いますが、前述の通り、7月に入ってXとInstagramの個人アカウントを開設。動画では、オンライン上で会員向けに情報発信する個人サロン『さと島』を7月15日にオープンすることを発表。
D-7…
— 大野智|さと島 Official (@satojima_x) July 8, 2026
2026年7月15日(水)12:00PM 「さと島」OPEN
🔗https://t.co/aqARdLoTjU
※ご入会の時期による優先順位などはございません。
会員番号は不規則な英数列がランダムで付与されます。#大野智#さと島#SatoshiOhno#SATOJIMA pic.twitter.com/4NhLVK7DK1
そのなかで「“人間・大野智”として僕の日常、趣味を発信していこうかな」「僕の日記を紹介していく感じ。その他にイベントも開催する予定」とも報告しました。
SNSでは「ライブの最後の『では…!』が今生の別れかと思ってた…」「信じて待ってて良かった!」とファンが歓喜。ライブ後に「時間があったので考えてみました」とも語っている大野さん。
芸能界と距離を置くほど心身追い詰められていた時期を越えて、ラストツアーで直接ファンの熱量を感じ、その心が動いたのではないでしょうか。いかなる時も大野さんを応援し続けたファンの想いが結実した形でしょう。

