序盤のほんわかとしたストーリーからは考えられない衝撃の展開で、視聴者を驚かせている。
同作以外にも、不倫をテーマとした作品が夏ドラマには多い。しかも、普通ではない一風変わった設定の不倫ドラマばかりとなる。復讐もの×不倫×タイムリープ!『夫を殺したはずなのに』
内田理央が主演の『夫を殺したはずなのに』(テレビ東京系)もその一つだ。同作は、デジタルコミック出版社・CLLENNとテレビ東京が初めて共同制作した“タイムリープ復讐サスペンス”。テレ東が得意とする「不倫・復讐」作品に、タイムリープの要素を掛け合わせた新ジャンルの不倫ドラマとなっている。
内田が演じる本庄莉乃は、やさしいサラリーマンの夫・慶太(渡邊圭祐)と幸せに暮らしていたはずだった。しかし、結婚記念日の夜に、謎の差出人から送られた生配信動画を見ると、覆面姿で見知らぬ女と激しい性行為をする夫の姿を発見してしまう。逆上した莉乃は、密会現場へ乗り込み慶太をメッタ刺し。ただ、愛人から返り討ちにあい自身も命を落とし、目覚めると「夫の不倫が発覚した日」にタイムリープしてしまう…。こんな、情報量の多い展開が第1話で描かれた。
作中で莉乃は、何度死んでもタイムリープし、ありとあらゆる方法で夫と愛人に復讐を行う予定。不倫夫を殺すためにタイムリープするドラマは珍しく、毎週スリリングな展開が楽しめそうだ。
グルメ×不倫×純愛?『一緒にごはんをたべるだけ』
そして、不倫ドラマを量産しているテレビ東京は、もう一つの異色作を放送中だ。それが、早見あかりと伊藤健太郎がダブル主演を務める『一緒にごはんをたべるだけ』である。同作は、大町テラス氏による同名マンガが原作で、既婚者同士の主人公たちが食事を重ねることで関係を深める「グルメ」と「不倫」をかけ合わせたラブストーリーだ。
早見は、夫から料理をおいしいと言ってもらえないことに悩む料理講師の澤田タキを担当。仕事を通じてタキと関係を深める料理雑誌の編集者・斎藤レイを伊藤が演じ、2人が料理を通じて親密になっていく様子がドラマで描かれている。
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ちなみに、レイは一児の父で妻とも仲良しだが、用意される食事が冷凍食品ばかりだと密かな悩みを抱えている。そんな中で、おいしい料理を作るタキと過ごす食事の時間が心のよりどころとなっていくストーリーだ。
この『一緒にごはんをたべるだけ』が変わっているのは、タキとレイが従来の不倫ドラマのような肉体関係ではなく、「食」を通した交流に重点を置いているところだ。そのため、不倫ドラマなのに純愛ラブストーリーを見ているような、清々しい気持ちになれるのが特徴だ。
とはいえ、2人は前述した通り「食事の価値観」が夫婦で合わないという大きな問題を抱えている。今後、それぞれの家庭を捨ててまで、2人が一緒になることがあるのか気になる作品だ。

