Tシャツが乾くまで【考察】充(松山ケンイチ)あずさ(夏帆)に兄妹説が浮上する理由 鍵は2人の「共通点」

Tシャツが乾くまで【考察】充(松山ケンイチ)あずさ(夏帆)に兄妹説が浮上する理由 鍵は2人の「共通点」

女優の蒼井優がヒロインの園田咲子を演じる連続ドラマ「Tシャツが乾くまで」(TBS系)の第2話が17日に放送され、事故で行方不明となった咲子の夫・充(松山ケンイチ)と、瀬尾樹生(中島歩)の亡き妻・あずさ(夏帆)の関係を巡る疑惑がさらに深まった。一方で、2人を知る周囲の証言からは、それぞれが配偶者を深く愛していた姿も浮かび上がり、ミステリー要素は強まるばかり。SNSでは、2人の「兄妹説」が浮上し、「不倫とかじゃなく血縁関係?」「同じ施設育ち?」などの声が相次いでいる。

施設育ちのあずさ(夏帆)、親族と疎遠な充(松山ケンイチ)

長野県内で発生したバス事故で夫・充が行方不明となった咲子。ごく最近、コインランドリーで知り合った近所に住む樹生も、同じ事故で妻・あずさを亡くした。似たような境遇で奇妙な連帯関係が生まれていた2人だったが、あずさと充が不倫関係にあったと疑う樹生の言葉に緊張が走る。

この日の放送で、咲子は、そんなことをするはずがないと充を信じようとするが、樹生には確信があるようで、5月の第3金曜日に自身が目撃した、あずさと充の姿を語り始めた。その日、自宅に忘れ物をした樹生は、昼休みに自宅へ戻ったところ、同じコインランドリーであずさの姿を見かける。そこには充もおり、2人は見るからに初対面ではない親しげな様子で歓談。洗濯・乾燥を終えると途中まで一緒に歩いて帰り、次の第3金曜日に会う約束をして別れ、それぞれの自宅へ向かったという。翌月の第3金曜日、樹生は休暇を取って2人を監視。前月同様、コインランドリーでひとときを過ごした後、それぞれの自宅へ帰ったと聞かされた咲子は、ただの友達ではないかと反論したが、樹生は頑なに疑い続けた。

会話しながらコインランドリーから自宅への道を歩く咲子と樹生。2人から少し離れた場所を偶然通りかかった、充がオーナーを務める喫茶店「ひこうき」の従業員・矢野直人(高橋文哉)は、怪訝そうな視線を送った。

翌日、保育園に預けている息子・翔(久保田薫)の迎えの時間をうっかり失念し、勤め先で重要な会議の予定を入れてしまった樹生は、やむを得ず咲子に代理を頼み、仕事を終えてから翔を引き取りに咲子の自宅を訪れた。咲子から、家族に子供の世話を頼めないのかと尋ねられた樹生は、実家が茨城にあり、母が父の介護をしていることや、妹の実樹(齋藤飛鳥)は起業して名古屋で暮らしていること、児童養護施設で育ったあずさには身寄りがないことなどを説明した。咲子が充も親族とは疎遠で、自分は会ったことがないと話すと、樹生は、そうした境遇が似ていたから、あずさと充は意気投合したのではないかと推測する。さらに、事故当日のバスでも2人は隣同士に座っていたと明かし、ほかの遺族から提供された動画を見せた。車内には空席が多数あるにもかかわらず、充とあずさが並んで座る姿が映っており、樹生は、充が咲子に一緒に出掛ける相手を説明しなかったのは「言えないようないけないことをしてたってことです」と断じた。

咲子は、樹生がまるであずさに不倫していてほしかったかのように話すことに疑問を呈した。すると樹生は「そうかもしれません」と返し、いっそ嫌いになれたらこんなにつらくないと胸の内を吐露。かつて、電車で高齢者に席を譲らない高校生をあずさが注意した姿を見て、恥ずかしいと思う一方で誇らしく感じ、結婚を決意したという思い出を明かした。咲子は、充やあずさのような善人が倫理に反するようなことをするはずがないと改めて主張し、2人で潔白を証明しようと持ち掛けた。

休日、2人は、自分たちの知らない充とあずさの実像を探るため、まず「ひこうき」を訪れた。直人は、前年12月の第3金曜日、定休日に昼から飲みに行こうと充を誘ったところ、「先約がある」と断られたことを明かした。また、具体的な内容は伏せたまま、咲子の愚痴もこぼしていたとも話した。

続いて、あずさが働いていた古書店「上々堂」へ。店主・宮内幸次(リリー・フランキー)は、生前あずさが読みかけだった三島由紀夫の小説「愛の渇き」を差し出した。不倫を題材にした作品だと知り気まずい空気になるが、宮内は「サスペンス好きがみんな犯罪者ってわけじゃないでしょ」と笑う。さらに、あずさの交友関係について尋ねられると、「知ってても言わない。死んだってプライバシーは守られるべき」ときっぱり。以前あずさは、「夫に言えないことはないけど、聞かれないから話していないことはたくさんある」と打ち明けていたことも明かした。また、樹生が夫婦は同じことを考えていると思い込んでいるのに対し、「ちょっとズレちゃったり、余っちゃったり……そういうのも楽しみたいんですけどね。樹生はそうじゃないものが好きだから」と漏らしていた。

後日、樹生は1人で「ひこうき」を訪れ、咲子の前では話せなかったことを教えてほしいと直人に頼む。すると直人は、充は本当は咲子の愚痴など一切言っておらず、むしろのろけ話ばかりだったと明かした。その一方で、毎月第3金曜日に年下の女性とコインランドリーで会っていると聞いていたことから、既婚者同士が妻や夫に黙って交際していたのではないかと非難。「うらやましいし、憎たらしいし…」と複雑な胸の内を吐露した。樹生から、それは嫉妬ではないかとツッコまれると、直人は「咲子さんのこと好きなんですか?」と逆質問。不倫されていたなら乗り換えても罪悪感はないのではないかと嫌味をぶつけた。樹生は「既婚者に片思いこじらせてるからって、八つ当たりすんなよ!」と怒るが、直人から「不倫されたからって八つ当たりすんなよ」と言い返され、何も言えず店を後にした。

帰宅途中、樹生の脳裏には、あずさとのある夜の会話がよみがえる。あずさから子供をもう1人欲しいと誘われたものの、避妊具を切らしていた樹生は応じず、翔とは4年空けて子供をつくった方が育児が楽だと説明していた。すると、あずさは「樹生は本当にちょうどいいものが好きだね」と、どこかさみしそうにつぶやいていた。

第2話では、不倫疑惑を裏付ける状況証拠が提示される一方、充とあずさが配偶者を大切に思っていたことを示す証言も重ねられた。疑惑を深める情報と、それを覆しかねない情報が同時に描かれることで、視聴者は「2人は本当に不倫関係だったのか」「事故当日に隠されていた目的とは何だったのか」という2つの謎を追う構成となり、考察が一段と過熱する展開となった。そんななか、視聴者が注目したのが2人が育った環境が似ている点。樹生はあずさについて「施設で育ってて」と説明し、咲子も充のことを「夫もそんな感じです。施設ではないらしいですけど、親も親戚も疎遠で、私も会ったことないんです」と話していた。このやり取りを受け、SNSには

「境遇まで似てる」

「その境遇に何かあるのか? 」

「そもそもが知り合いだったんじゃないのか?」

「これ不倫とかじゃなくて何かしらの血縁関係なのでは?」

「まさか生き別れた兄妹とか?」

「兄妹説あるか?」

といったコメントが続々。充とあずさが兄妹だと推測する視聴者は多い。また長野という地名も意味があり、

「もしかして同じ施設育ち? なんてこと?」

「不倫じゃなくて… 兄妹か…施設に行こうとしてたりだったりして…」

「兄妹なのか、 施設が同じだったのか」

「血のつながった兄妹とか同じ施設で育ったとか友達だったのかな」

という声も寄せられており、物語はまだ始まったばかりだが、考察合戦は過熱する一方だ。

「Tシャツが乾くまで」とは

「silent」「いちばんすきな花」(23年)「海のはじまり」(24年、いずれもフジテレビ系)などの脚本を手がけた生方美久氏によるオリジナルストーリーで、愛する夫と幸せな結婚生活を送っていた主人公・咲子(蒼井)が、ある夏の日に別の夫婦とともにある事故に巻き込まれたことで、当たり前に続くと思っていた日常が崩れ去り、愛する人の“第3金曜日の秘密”が暴かれていくさまを描く。

配信元: iza!

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