夏休みの終わり、我が子が観察日記に書いた一文を読んだ私は、思わず「なるほど」と笑ってしまいました。
アサガオの観察
娘が小学1年生だった頃、夏休みの宿題でアサガオの成長を記録していました。朝起きると真っ先にベランダへ向かうのが日課となっていたのです。
「今日は4つ咲いた!」
「つぼみが増えてる!」
花の数を数えたり、葉っぱの様子を眺めたりする姿を見ていると、本当に大切に育てていることが伝わってきました。
旅行から帰ると……
ところが、家族で一泊旅行に出かけた日のことです。
帰宅するなり、娘は「ただいまー!」と勢いよくベランダへ飛び出しましたが、そのまま動きが止まってしまったのです。
1日水をあげていなかったせいで、アサガオはぐったり。花はしぼみ、葉っぱもしおれていました。
「かわいそう……」
そうつぶやいて下を向く我が子を見て、慌ててジョウロいっぱいの水をあげました。
すると、翌朝から葉が持ち上がりアサガオは回復しはじめたのです。
「良かった!」
胸をなで下ろしたのは、娘だけではありません。私も思わず肩の力が抜けたほどでした。
ホッとした表情で彼女はさっそく、その様子を観察日記に書き込んでいました。

