「早くスマホを持たせると、制限を突破されやすいのでは」という疑問について、実際のデータで検証してみました。ママテナ編集部が191人のママ・パパを対象に実施した独自アンケートを、持たせた学年別にクロス集計しました。
もっとも突破率が高かったのは「小学5〜6年生」で持たせた家庭(57.6%)。一方「小学1〜2年生」で持たせた家庭は34.1%と、全学年の中で一番低い結果になりました。本記事では、このデータが示す本当の意味を読み解きます。
データで見る「持たせた学年×制限突破率」
スマホを持たせた学年別に、制限突破の経験率を見てみました。
| 持たせた学年 | 突破経験あり合計 | 制限自体を設定していない |
|---|---|---|
| 小学1〜2年生(47人) | 34.1% | 14.9% |
| 小学3〜4年生(40人) | 37.5% | 15.0% |
| 小学5〜6年生(59人) | 57.6% | 11.9% |
| 中学1年生(27人) | 44.4% | 18.5% |
| 高校1年生(9人) | 33.3% | 44.4% |
突破経験あり合計は「何度もある」「数回ある」「1度だけある」の合計です。
「早く持たせるほど突破される」という単純な図式ではなく、実際にリスクが高いのは小学5〜6年生で持たせた家庭でした。これは、持たせてからの利用年数が長くなるほど、子どもが設定の抜け穴を学習していくためと考えられます。低学年で持たせた子がすでに数年使い込んでいる時期と重なることも影響していそうです。
一方、高校1年生で持たせた家庭は「制限自体を設定していない」が44.4%と高く、そもそも管理の対象になっていないケースが多いことがわかります。高校生になってから持たせる場合、突破リスクよりも、そもそも見守りの仕組み自体をどこまで用意するかが論点になるようです。
制限突破の実態やその対策について、詳しくはママテナ記事も参考にしてください。
「持たせてからの年数」という視点を持つ

今回のデータから見えてきたのは、「持たせた学年の早さ」よりも「持たせてからどれだけ時間が経ったか」が突破リスクに関係している可能性です。
低学年で持たせた場合も、年数が経つにつれて設定の見直しやルールのアップデートを行うことで、突破リスクを抑えられると考えられます。
