高校2年生の夏、初めてのアルバイト先での出来事です。「初めてだから迷惑をかけたくない」。そんな気持ちから無理をして働き続けた結果、思いもよらない出来事が起きてしまいました。
「休みたい」と言えなかった
当時私が働いていたのはカフェでした。真夏でしたが、キッチンの冷房は故障中。さらに私は生理中で、いつもより生理痛が重い日でした。
それでも、初めてのアルバイトということもあり、「つらい」と言い出す勇気がありませんでした。水を飲むタイミングを自分から切り出すこともできず、「もう少し頑張ろう」と動き続けていたのです。
突然、目の前が真っ暗に…
仕事を続けているうちに、少しずつ目の前がぼんやりしてきました。
「なんだかおかしい……」
そう思った次の瞬間、力が入らなくなり、その場でよろけてしまったのです。近くには熱を持った業務用オーブンがあり、倒れそうになった私を先輩が慌てて支えてくれました。
そのときでした。
「〇〇ちゃん(私)! 髪が焦げてる!」
先輩の声ではっとして髪に触れると、毛先が少し焦げていました。どうやら、倒れそうになった拍子にオーブンの熱で焦げてしまったようです。幸い大きなやけどはなく、すぐにオーブンから離れられたため、大事には至りませんでした。
女性の先輩は水と薬を用意してくれ、休憩室でしばらく休ませてくれました。

