まとめ
猫は鋭いツメやキバを持つ肉食の動物です。そのため、猫同士でも、本気で戦うとお互いに致命的な傷を負うリスクが高くなります。
この同種での戦いによる死亡リスクを減らして、生き残る確率を上げるために、長い進化の歴史の中で猫は「負けそうなときは降参する」という行動を身につけてきました。視線をそらして敵意のなさを示しながら、恐怖心から体を縮こませて小さく見せることで、戦意がないことを相手に伝えるのです。
力任せに衝突するのではなく、意志疎通をしながら着地点を見つけるという点では、「降参」は猫にとっての社会的な交渉のひとつなのです。

