生魚が苦手な人も完食するおいしさ
そのきっかけは、数カ月前に社用でたまたま宿泊したお客さん。残念ながら生魚が苦手とのことで、ほかのお客さんもいなかったこともあり、根田さんは刺身用の魚を減らし、火を通して提供したそうです。
魚が苦手なお客さんにも、島の魚のおいしさは伝わったようで、「こんなに魚食ったの初めてかも……」と大好評。そして今回、出張でまたこの宿を選んでくれたといいます。
しかしこの日は宿泊客が多く、前回のような個別の対応は難しい状況でした。この生魚が苦手なお客さんにも、先述した刺身盛り盛りの海鮮丼を提供せざるを得なくなりました。
ところが、余裕ができたときにふと食卓を見ると、そのお客さんの丼は空っぽ。「あ!! 食べれたんですか!?」と聞いたところ、「50年生きてきて、初めて海鮮丼完食した」と、うれしい言葉が返ってきたのだそうです。根田さんは「小さなことかもしれませんが、うちのお店が人生を変えるきっかけになったんだなって、なんかとてもほっこりしました……」とその心境を語ります。
生魚が苦手な人も完食するおいしさ
あるじ冥利に尽きるエピソードは「すばらしいおもてなし」「今すぐ行きたい」「こんなにガッツリ魚を食べられたら幸せ」「なんかしらんけど涙出ました。おいしそうだなあ……」「お客様の感動を引き出せるのは、宿をやっていて一番の喜びでしょうね!」「異業種しかも漫画家から、突然かなり遠くの離島の宿を買って自分で宿も料理もやってるねださんは本当に凄い しかもちゃんと続いてるところがまた凄い」と大きな反響を呼んでいます。
画像提供:ねだ(@happynedaland)さん

