広瀬アリス「3回とも同じところで泣いています」 「トイ・ストーリー5」インタビュー後編

広瀬アリス「3回とも同じところで泣いています」 「トイ・ストーリー5」インタビュー後編

世代を超えて愛され続ける「トイ・ストーリー」シリーズの最新作「トイ・ストーリー5」が公開された。本作で新キャラクター「リリーパッド」の日本版声優を務めた広瀬アリスへのインタビュー。前編では、大ファンだからこそのプレッシャーや役作りの苦労、大人に響く本作の魅力について語ってもらった。続く後編では、ロサンゼルスでのワールドプレミアの舞台裏や、自身の声の演技への向き合い方、そして「傘は剣だった」と振り返るやんちゃだった子供のころの思い出などを振り返ってもらった。

ワールドプレミアで出演実感

――ご自身が作品に出演されていると実感したタイミングは?

「ワールドプレミアのときですかね(笑)。やっぱり、あの本場の役者さんを見たときに『はあーっ!』って(笑)、語彙力をなくしました。『あっ、出るんだ』って思いましたし、試写でも見させていただいたんですけど、そこに自分の名前があるということのすごさというか。なんか、一出演者というより、本当に一ファンとして見に行って感動する、みたいな(笑)。そんな感覚で拝見させていただきました」

――「大人にこそ刺さる」とおっしゃっていましたが、どのような部分にそれを感じましたか?

「やっぱり、子供って一生子供じゃないから、成長していくにつれて、おもちゃと離れていきますよね。だけど、自分も小さいときに買ってもらって大切にしていたおもちゃって、覚えているんです。『あのときの、あそこで買ってもらった、あのおもちゃ、どこに行ったんだろう?』って。それこそ今回このような取材をさせていただいたときに、ふと思い出すんです。『そういえば持っていたな』って。

この感覚が、今回の『トイ・ストーリー5』でも描かれているので、これまで『4』までしっかり見てこられた方は、特に刺さるんじゃないかなと思います。

予告編でもジェシーの最初の持ち主の女の子、エミリーが出てきているじゃないですか。やっぱり、そのエミリーとジェシーの話って、今まではジェシー目線でしか描かれていなかったので、なんか、そうじゃない部分が見られたときに、泣いてしまいました。

実はわたし、『トイ・ストーリー5』をもう3回見ているんです(笑)。アフレコ用の映像と、ロサンゼルスのワールドプレミアの後にも見て、今回吹き替え版で見て、計3回見ているんですけど、3回とも同じところで泣いています(笑)。それぐらいやっぱり、変わってはいけないものってこれだよね、という、すごく子供のころの感覚に戻れるというか、この気持ちを大切にしたいと思える作品です」

子供のころは傘が剣でした(笑)

――今でも大切にしている、子供の頃からの宝物などがあれば教えてください。

「大切にしているものというのはないです。わたしの場合は断捨離をすごくするので、大切にしているというより、『物持ちが良い』というだけで(笑)。どんどん新しいものを買うというタイプでもないので、何年も使っているものなんかは全然あります。ただ、子供のころからこれだけは、というものはあんまりないかもしれないです」

――広瀬さんご自身は、子供のころはどんなおもちゃで遊んでいましたか?

「うちは年子の兄がいて、戦隊ものだったりとか、男の子のおもちゃが常にありました。年子だと、もうほぼ上と同じような扱いをされるんです、双子みたいに(笑)。だから自分のことを男だと思っていて、そういう戦隊もののおもちゃでよく戦っていました(笑)。

それに、傘は剣でした(笑)。何本も何十本も折って、『何本折ったら気が済むの!』って親に怒られていました。そんなやんちゃな子供でしたね」

配信元: iza!

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