大事件勃発
そんなある日、C子が大きなミスをしてしまいました。
十分に確認しないまま、取引先へ誤った資料を送ってしまったのです。
先方はカンカン。
私たちは平謝りで対応に追われ、職場は一日中、てんやわんやの大騒ぎになりました。
ところが、当の本人はどこ吹く風。
それどころか、こう言い放ったのです。
「ちゃんと教えてもらってないので、私のせいじゃないですよね」
教育担当が、あれほど丁寧に教えようとしたのを、遮ったのは彼女のほうなのに──。
さすがに、開いた口がふさがりませんでした。
体験者の声
結局、彼女は試用期間のうちに、自ら「思っていた職場と違う」と言って退職していきました。
こちらとしては、できる限り丁寧に指導し、歩み寄ろうと努めたつもりです。
それでも最後まで、分かり合うことはできませんでした。
面接という短い時間だけでは、人の本当の姿は、なかなか見抜けないものですね。
採用の難しさを、身をもって痛感した出来事でした。
【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2026年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

