塾に激しいクレームを入れる母親。一方的な思い込みが、思わぬ形で覆されることになり……?
理不尽な面談
私は個別指導塾で講師をしています。
教育熱心な保護者が多く、助かる一方で、ときには対応に苦労する保護者がいるのも事実です。
中でも、小学5年生の男の子がいる母親・B子さんは、群を抜いていました。
ある時、B子さんから「面談をしてほしい」と強い口調で塾に連絡が入りました。
私は最近の授業記録や、B子さんの息子の成績の推移を分かりやすくまとめ、面談に備えていたのですが……。
聞く耳を持たない母親
ところが、席に着くなりB子さんから「うちの子の成績が上がらないのは先生が他の子をひいきをしているからでしょう!」と怒鳴られ、私は言葉を失いました。
「他の子ばかり熱心に教えて、うちの子をわざと無視していると聞いてるわよ!」
激昂するB子さんに、私は全員を公平に指導しようと努力していることを説明しましたが、まったく聞き入れてもらえません。
「本部にクレームを入れる」とまで言われ、悔しさと理不尽さで胸がいっぱいになりました。

