映画「国宝」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した奥寺佐渡子氏がオリジナル脚本を手がけ、ドラマ「Nのために」「最愛」(共にTBS)で緻密な伏線と心理描写が高く評価された塚原あゆ子監督、新井順子プロデューサーが再集結する連続ドラマ「LOST10(ロストテン)」が同局の10月期(金曜午後10時)に放送されることが決まった。この枠は現在「Tシャツが乾くまで」が放送中だが、10月クールも話題作を手がけた制作陣による新作とあって、注目を集めそうだ。
北海道の壮大な大地を舞台に、登山ツアー中に起きた遭難事故「支樺岳(しからだけ)事件」をきっかけに、それぞれの人生が複雑に絡み合っていくヒューマンサスペンス。登場人物それぞれの正義と悪、そして繊細な感情の機微を巧みに描く奥寺氏のオリジナル脚本を、俳優の自然な演技を引き出す演出で定評のある塚原監督が映像化し、新井プロデューサーとともに中毒性のある物語を紡ぐ。
奥寺氏、塚原監督、新井プロデューサーの3人は、「Nのために」で複数の視点から事件の真相を浮かび上がらせ、「最愛」では伏線を積み重ねながらラブストーリーとサスペンスを融合させるなど、考察を呼ぶ作品を次々と送り出してきた。人物描写に優れた奥寺氏の脚本と、塚原監督の映像演出、新井プロデューサーの作品づくりが再び結集することで、今回も緻密なストーリー展開や鮮やかな伏線回収に期待が集まる。
なお、主演俳優はドラマタイトルにちなみ、10日後の31日に発表される予定。その後も豪華キャスト陣などが順次明らかになるという。

