思わずドキッ!「幽霊が見えている?」と感じる猫の不思議な仕草
幽霊が見えていると思わせる猫の代表的な仕草は、やはり何もない1点をじっと見つめ続ける行動でしょう。目を丸くして真剣な表情で凝視する姿から「これは、ホラー現象なの?」と思わずにはいられません。
なかには、何もない空間に向かって突然鳴き出す猫もおり、ますます不安になってしまう飼い主さんも多いでしょう。
筆者の愛猫も、さっきまで一緒にのんびり過ごしていたのに、突然天井や部屋の隅を見上げて動かなくなることがあります。「怖いからやめて!」とお願いしても、集中して、聞く耳も持ってくれません。
では、猫が見つめている先には、本当に幽霊がいるのでしょうか。
猫に『幽霊が見えている』と言われる理由4つ
1.人には見えない「小さな動き」や「光」を見つけているから
猫は動くものを捉える「動体視力」や暗い場所でも見分けられる「暗視能力」が、人より優れています。
そのため、ほこりが舞う様子や小さな虫の動き、わずかな光の反射など、人には気づけないものを見つけているのかもしれません。
筆者も以前愛猫が夜に窓の外を眺める姿を見て「真っ暗で何も見えないのに、何をそんなに見ているの?」と不思議に思っていました。しかし、実際は猫は暗闇でも見えていて、自分には見えていなかっただけなのだと納得しました。
2.人には聞こえない「小さな音」に反応しているから
猫と人とでは聴力に大きな差があり、人のおよそ3〜5倍の音域を聞き取ることができるといわれています。
隣の部屋の生活音やエアコンのわずかなノイズ、部屋の隅にいる虫の羽音のように、人には気づけない小さな音にも敏感に反応していることが考えられるのです。
つまり、猫は音のする方向を確かめようとしているだけで、人がそれを幽霊だと勘違いしてしまっているのかもしれません。
猫が見つめる先には幽霊ではなく、人には聞こえない音を出す何かがあるだけ。そう考えると、少し安心できそうです。
3.「スピリチュアル」なイメージが強いから
昔から、猫にはさまざまなスピリチュアルなイメージが持たれています。「白猫に出会うと縁起がよい」といわれたり、エジプト神話では神聖な存在として崇拝されたりする一方で「化け猫」や「猫又」といった言い伝えも残っています。
こうしたイメージがあるからこそ、ただ猫がじっと見つめているだけで「もしかして、見えてはいけないものが見えているのでは・・・?」と考えてしまうのかもしれません。
4. 「過去の記憶」を思い出しているかもしれないから
猫はまだまだ謎の多い生き物ですが、近年は「記憶力」に関する研究も進められています。京都大学が行った研究では、猫にも「エピソード記憶」と呼ばれる「いつ・どこで・何があったか」の思い出を持つ可能性が示されています。
一方で、実際に猫が過去の出来事を思い出して物思いにふけるのかどうかは、まだ分かっていません。それでも、人が考え事をするときに無意識に1点を見つめることがあるように「猫も、何かを思い出しているのかも」と、つい想像してしまいませんか。

