本稿では、長年アイドルを注視してきた筆者目線で、両グループを「ダンス」、「歌唱力」、「俳優・バラエティ業」、「売上」、「ヒット曲」の観点から5番勝負で比較し、どちらが次期国民的アイドルにより近いのか見極めたいと思います。
ダンス:実力者がひしめき合うSnow Man
5番勝負の1本目である「ダンス」の観点で見ると、圧倒的にSnow Manが上と見て間違いないでしょう。キッズダンサーとして2度世界大会準優勝を経験しているラウールさん、振付けもプロ級のリーダー・岩本照さんなど実力者がひしめき合っています。M!LKが公式TikTokでSnow Man楽曲のコピーをした際も苦戦ぶりを隠していないように、技術、シンクロ率、難易度の高さ、表現力などダンスパフォーマンスはSnow Manに分があります。
M!LKは、SNSでマネされることを重視し、楽曲の世界観を伝えるという独自路線に舵を切っているとも言えるでしょう。
歌唱力:引き分け!J-POPアイドルの課題も
5番勝負の2本目は「歌唱力」。Snow Manはビブラートやフェイクを駆使する渡辺翔太さんを筆頭に、低音の目黒蓮さん、高音の佐久間大介さんなどそれぞれの役割があり、9人が補完し合う多層的な歌唱が特徴です。M!LKは抜群の安定感を誇るリーダー・吉田仁人さん、感情を強めに乗せる佐野勇斗さん、透明感ある歌声の山中柔太朗さんなど5人一体となり、ライブや歌番組で全力生歌勝負している印象です。
ただ、両グループ通じトップクラスの美声を誇る渡辺さんが、音楽特番でK-POPのTOMORROW X TOGETHERのメンバーとコラボした際には、「世界との差」を指摘されたこともありました。
Snow ManとM!LKの歌唱力対決は、ひとまず今後のJ-POPアイドルの課題としてドローとします。

