不幸中の幸いだった出来事
部屋へ戻る間も、「彼に気づかれたらどうしよう」と、そればかり考えていました。「実はティッシュを仕込んでいまして……」なんて、自分から切り出せるわけがありません。
事情を説明すれば済む話なのですが、「温泉でムダ毛処理をして失敗した」と打ち明ける勇気はありませんでした。
部屋に戻ると、その夜は夕食で飲んだお酒が効いたのか、彼は「今日は眠いや」と、そのまま布団へ入ってしまいました。
「気づかれずに済んだ」と胸をなで下ろす一方で、「今夜に備えて処理した意味がなかったな……」と、少しだけ残念な気持ちにもなり、なんとも複雑な心境だったことを覚えています。
翌朝には傷もほとんど気にならなくなり、その後は何事もなく旅行を楽しむことができました。
この出来事以来、旅行前のお手入れは必ず自宅で済ませるようになり、万が一に備えて絆創膏も持ち歩くようになりました。
旅先は、普段と違う環境だからこそ「ついでに」が思わぬ失敗につながることもあります。あの日のヒヤヒヤした経験は、今でも忘れられない旅の教訓になっています。
著者:岡田圭/30代女性・新卒で編集プロダクションに入社後、女性誌やウェブを中心に恋愛や人間関係などのテーマで数多くコラムを執筆。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
※AI生成画像を使用しています
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