梅雨の時期、「体が重い」「疲れが取れない」「やる気が出ない」と感じることはありませんか。こうした不調には、気圧や湿度の変化、自律神経の働き、睡眠の質など、さまざまな要因が関係している可能性があります。特に40代以降は、体の調整力の変化によって気候変動の影響を受けやすくなることもあります。梅雨に起こりやすい体の変化の原因や、日常生活でできる対策について五藤先生に伺いました。

監修医師:
五藤 良将(医師)
防衛医科大学校医学部卒業。その後、自衛隊中央病院、防衛医科大学校病院、千葉中央メディカルセンターなどに勤務。2019年より「竹内内科小児科医院」の院長。専門領域は呼吸器外科、呼吸器内科。日本美容内科学会評議員、日本抗加齢医学会専門医、日本内科学会認定医、日本旅行医学会認定医。
梅雨の不調はなぜ起こる?
編集部
梅雨の不調はなぜ起こるのでしょうか。
五藤先生
梅雨の時期に感じるだるさや疲れやすさ、やる気の出なさには、気圧の変化による体への刺激、自律神経の乱れ、睡眠の質の低下などの要因が関係していると考えられています。睡眠リズムの乱れは、特に男性ではテストステロンという男性ホルモンの分泌にも影響を及ぼす可能性があります。特に40代以降は、年齢とともに体の調整力が変化するため、気候の影響を受けやすくなることがあります。梅雨の不調を防ぐためにできること
編集部
梅雨の不調を防ぐためにできることを教えてください。
五藤先生
梅雨の不調を和らげるには、自律神経が安定しやすい生活リズムを整えることが大切です。まず意識したいのは、休日も含めて起床時間や就寝時間を大きく変えないことです。規則正しい生活は、体内時計を整え、睡眠の質を保つ助けになります。また、雨の日でも室内で軽く体を動かすことで、日中の活動リズムを作りやすくなります。晴れ間があれば短時間でも屋外で光を浴びることもおすすめです。
加えて、冷房や除湿による体の冷えにも注意しましょう。気候の変化を完全に避けることはできませんが、毎日の小さな習慣を整えることで、梅雨の不調を軽減し、快適に過ごすことにつながります。

