かつてヨーグルトに付属されてあの砂糖、フロストシュガーは今も買える

かつてヨーグルトに付属されてあの砂糖、フロストシュガーは今も買える

SNSでしばしば話題になる、かつてヨーグルトに付属されていた袋入りの砂糖。実は、現在も製造元が砂糖単体で販売していることをご存知だろうか。

Xでは今月12日、あるユーザーが「最近、『ブルガリアヨーグルトには別包装の砂糖があったんだよ』って10代の子に話したら、『ないない』って言われました...笑」とつづり、ヨーグルトに付属されていた砂糖の写真を投稿した。当該ポストは22日時点で4500を超えるリポストを記録。共感を呼び、「特別感あって好きだった」「これいつからなくなったんだろーな?」「ヨーグルトには入れずに取っといて、コーヒーとか紅茶に入れてたな」と多くのユーザーが懐かしんだ。

ヨーグルトについていたあの砂糖の名は「フロストシュガー」

実はヨーグルトに付属されていたあの砂糖、製糖メーカーのウェルネオシュガー(※日新製糖と伊藤忠製糖の経営統合により2023年に誕生)が製造していたもので、その名称を「フロストシュガー」という。現在も同社から「フロストシュガー」や「ヨーグルト用のお砂糖」「ささっと!砂糖」という商品名で販売されている。

同社が昨年9月に発表したプレスリリースによれば、フロストシュガーは多孔質(細かい穴の空いた構造になっている性質)で顆粒状の砂糖で、1968(昭和43)年頃に開発された。その背景には「素早く溶けるお砂糖が欲しい」という消費者の要望があったといい、溶けやすい点が特徴だ。商品名のフロストシュガー(Frost Sugar)は、霜のように水にすぐ溶け、フォンダンなどの砂糖衣がけを容易に作れるという特徴から、霜=frost、衣がけする=frostingに由来している。

同社によれば、フロストシュガーがヨーグルトに付属されていたのは、1980年頃から2010年頃まで。また、素早く溶ける特徴を生かし、紙コップ飲料の自動販売機でも使用されていたという。

現在は主に業務用として、製パン・製菓メーカーの原料のほか、スポーツドリンクなどの粉末飲料に使用されている。家庭用としても一部のスーパーや製菓材料店、ネット販売などで取り扱っている。

溶けやすさが自慢のフロストシュガーだが、同社によれば、20度の水200mlで25gのグラニュー糖を溶かすのにかかる時間は45秒に対し、フロストシュガーはわずか10秒で溶けるという。また、泡立ちやすく、クリーム類のホイッピングも短時間で仕上がるという。ヨーグルトに入れるだけでなく、家庭でのお菓子作りの場面でも活躍してくれそうだ。

配信元: iza!

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