現場の声から生まれた「モラスマイ チェアBOX」
今回開発した改良版「モラスマイ チェアBOX」の最大の特長は、収納箱がそのまま便座になること。備蓄時は収納箱としてコンパクトに保管し、災害時には簡単な組み立てで便座として使用できる。新たな備品を追加する必要がなく、限られた保管スペースでも導入しやすい設計とした。
また、消費期限や内容物を管理しやすい外装表示、女性や高齢者への配慮を踏まえたオプション展開、企業や自治体でも導入しやすいコンパクト設計など、企業ヒアリングで寄せられた課題を反映した改良を進めている。
クラウドファンディングの目的
今回のクラウドファンディングは、商品を販売することだけが目的ではないという。
神防社が目指すのは、災害時のトイレ問題を一人でも多くの人に知ってもらい、「本当に使える備蓄」について社会全体で考えるきっかけをつくること。
支援者から寄せられる意見や現場の声を今後の改良にも生かしながら、より実用性の高い製品へと育てていく考えだ。学生と企業が共に取り組むこの挑戦を通じて、防災について考える人を増やし、未来の避難所環境の改善につなげたいとしている。
