人気バンド・サカナクションの山口一郎が、21日深夜のニッポン放送「サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン」に出演。ネット上で話題となった自身の“ある行動”をとらえた動画について、驚きの真相を明かしてスタジオを爆笑させた。
番組内では、昨今SNSなどで見かける動画がAIで制作されたものが増えているという話題に。山口は「Xを見ていたら、『いっくん(山口の愛称)が鼻くそ食べた』っていう書き込みを見たの。『俺がいつ鼻くそを食べた?』」と語り、「みんなの前でキラキラ輝いている、いま日本で100本の指に入る45歳。そのいっくんが鼻くそ食べるわけないじゃん」と冗談交じりに否定した。
問題の動画は、山口自身が個人で配信しているYouTubeチャンネルの切り抜き映像。AIによる捏造を疑い、念のため「自分のYouTubeのアーカイブを見たら、なめてんだよ、鼻くそを。小指で鼻をピッてやって、ペロって(笑)」と画面に映っていた事実にがく然としたという。
あまりの出来事に、四六時中一緒にいるマネージャーへ「(過去に)無意識でやっているのを見たことがあるか」と確認したものの、「ない」と否定されたという。真相は不明ながらも、動画に対して「鼻をほじった後に歯に挟まった何かを出すとかの一連の流れとか、ちょっと口を触ったとかじゃなくて、本当に触ってなめてんのよ(笑)」「俺は無意識で鼻くそをペロってしちゃうロックミュージシャンなんだよ」と笑うしかなく、自虐を爆発させていた。
なぜそんな行動に至ったのかについて、山口は当日の状況を分析。配信のスタートが遅れて慌てていたことに加え、当時はぎっくり腰を抱えながら配信を行っていたといい、「精神的に追い込まれた末に、鼻をペロッとした(笑)」と結論づけた。
一方で、その一瞬を切り取ってSNSに拡散したリスナーやネットユーザーに対し、「みんな面白おかしく切り抜くけど、少なくともティッシュメーカーからのタイアップはなくなるよ。無意識にペロってしているロックバンドに、鼻セレブとか(オファーしない)」と笑いながら嘆いてみせた。
山口は現在、うつ病の療養を重ねながら体調と向き合い、音楽活動や配信を続けている。それだけに、こうした切り抜き動画に対しても「人が鼻くそペロってやっている動画を切り抜いて上げるって嫌な奴だからな、やめろよ面白がって。それはいじめだよ。うつ病のミュージシャンを追い込むいじめだからな(笑)」とユーモアたっぷりにツッコミを入れ、番組を温かい笑いで包んでいた。
山口一郎(やまぐち・いちろう) 1980年9月8日生まれ、北海道出身。2005年にロックバンド「サカナクション」を結成し、07年にメジャーデビュー。「新宝島」「怪獣」「アイデンティティ」など数々のヒット曲を生み出し、独創的な音楽性とパフォーマンスで高い評価を得る。自身がうつ病であることを公表し、病気と付き合いながら音楽活動やラジオパーソナリティーなど多方面で活躍中。

