●SASUKE出場経験者が語る「職場の理解なしでは無理」
──西口弁護士は『SASUKE』の本戦に出場した経験があります。
撮影期間は1日から数日でしたが、それでも体調管理や事前準備、そして仕事の引き継ぎにはかなり気を使いました。
まして、海外ラウンドを含め約3週間も職場を離れるとなれば、職場の理解と協力なしには成り立たないでしょう。
──会社とのやり取りについて、アドバイスはありますか。
法律上の権利だけを主張して押し切ろうとするのではなく、次のような準備をおすすめします。
(1)早めに相談し、引き継ぎ計画を示す
募集要項にもあるように、できるだけ早い段階で上司へ相談し、留守中の業務を誰がどう引き継ぐのか、自分から具体的な案を出すことが大切です。
(2)有給だけでなく特別休暇や欠勤も含めて相談する
残っている有給の日数によっては、有給だけでは足りない場合もあります。その場合は、会社と相談したうえで、無給の特別休暇や欠勤、場合によっては休職制度などを利用できないか検討する手もあります。
ウルトラクイズへの挑戦は、多くの人にとって人生で一度あるかないかの大きな冒険になるはずです。
だからこそ、職場の応援を背に受けてニューヨークを目指せるよう、ぜひ早めの相談と十分な準備で理解を得るよう心がけてみてください。
私自身も出場したくなってきました。挑戦する皆さんを心から応援しています!
【取材協力弁護士】
西口 竜司(にしぐち・りゅうじ)弁護士
大阪府出身。法科大学院1期生。「こんな弁護士がいてもいい」というスローガンのもと、気さくで身近な弁護士をめざし多方面で活躍中。予備校での講師活動や執筆を通じての未来の法律家の育成や一般の方にわかりやすい法律セミナー等を行っている。SASUKE2015本戦にも参戦した。弁護士YouTuberとしても活動を開始している。Xリーグ選手でもある。
事務所名:神戸マリン綜合法律事務所
事務所URL:http://www.kobemarin.com/

