冷蔵庫のニオイ対策として、脱臭剤を使っている家庭は多いのではないでしょうか。
しかし、いつ交換すればよいのか、意外と迷ってしまうものです。
『見た目が変わったら』『一定期間が経ったら』など、交換の目安はさまざまですが、実際にはどのタイミングで替えるのがよいのでしょうか。
そこで本記事では、エステー株式会社(以下、エステー)に、冷蔵庫用脱臭剤の交換時期や正しい使い方について聞きました。
なお、脱臭剤は商品によって仕組みや交換の目安が異なるため、本記事ではエステーの『脱臭炭』シリーズを一例として紹介します。
見た目の変化が交換のサインになる
炭を使った脱臭剤の一例として、エステーの『脱臭炭』は強化備長炭と活性炭を組み合わせたゼリー状の炭で、ニオイを物理的に吸着する仕組みです。
使用が進むとゼリー状の炭は少しずつ小さくなりますが、中身が完全になくなることはありません。
交換時のおおよその状態は、下の画像のようなイメージとのことでした。
画像提供:エステー株式会社
エステーによると、『脱臭炭』はパッケージに記載された使用期間の目安に加え、ゼリー状の炭の減り具合も確認しながら交換時期を判断するのがおすすめです。
なお、使用期間の目安は、冷蔵庫の開閉頻度や庫内のニオイの状態など、設置環境によって前後する場合があるため、使用期間と中身の状態の両方を確認しましょう。
入れっぱなしにするとどうなる?
交換の目安をすぎても使い続けた場合、脱臭効果が十分に発揮されなくなる可能性があります。
「まだ使えそうだから」と長く放置してしまうと、知らないうちにニオイ対策が不十分になっているかもしれません。
冷蔵室、野菜室、冷凍室で使い分けは必要?
冷蔵室、野菜室、冷凍室では発生しやすいニオイの種類や環境が異なるため、用途に合わせて設計された脱臭剤を選ぶとよいでしょう。
※写真はイメージ
・冷蔵室:キムチやニンニク、生ものなどのニオイに対応したタイプ。
・野菜室:ネギやニラなど、野菜特有のニオイに配慮したタイプ。
・冷凍室:冷凍食品のニオイやニオイ移りに対応したタイプ。
エステーによると、例えば冷凍室用では、低温環境でも効果を発揮しやすいよう工夫された製品もあります。
製品によって特徴は異なるため、設置する場所や気になるニオイに合わせて選んでみてください。
置き場所によって効果は変わる?
ニオイは上から下へ流れる性質があるため、脱臭剤は冷蔵室の下段に置くのがおすすめです。
※写真はイメージ
なお『脱臭炭』は風が直接当たる場所ではゼリー状の炭が乾燥しやすくなるため、冷気を送るファンの近くは避けて設置することを推奨しています。
日常でできるニオイ移り対策
脱臭剤を設置するだけでなく、冷蔵庫内を清潔に保ち、食品を詰め込みすぎないことも、ニオイ対策のポイントです。
冷蔵庫は冷気ファンで庫内の空気を循環させて冷やしているため、食品を隙間なく詰め込むと冷気が行き渡りにくくなり、温度ムラが生じやすくなります。
この点は冷凍室でも同様で、食品同士の間に適度な隙間を確保して収納すると、冷気が循環しやすくなるでしょう。
※写真はイメージ
また、庫内に汚れや食品カスが残っていると、ニオイの原因になりかねません。
定期的に庫内を拭き掃除し、整理整頓を心がけることで、快適な状態を維持しやすくなります。

