
神田神社(神田明神)では、江戸の豊かな祭礼文化を現代に伝える取り組みの一環として、8月30日(日)に、神田明神文化交流館EDOCCO STUDIOにて、第5回江戸祭礼文化講座「越ヶ谷秋まつりと山車人形『龍神』」を開催する。
同講座では、埼玉県東部の有形・無形民俗文化財として名高い「越ヶ谷秋まつり」を特集。当日は、越谷市本町一丁目町内会が大切に守り伝えてきた、明治4年(1871年)製作の貴重な山車人形「龍神」を特別に会場内に展示する。
貴重な山車人形「龍神」を間近で鑑賞できる

8月30日(日)開催の第5回江戸祭礼文化講座「越ヶ谷秋まつりと山車人形『龍神』」では、明治4年(1871年)に名工・鼠屋武善によって製作された、埼玉県越谷市本町一丁目町内会所有の山車人形「龍神」を会場に特別展示。
通常は現地のお祭りでしか見られない歴史的傑作を、東京・神田明神で至近距離から観察できる極めて贅沢な機会となっている。
祭礼のディープな歴史を専門家が解説
旧日光街道の宿場町「越ヶ谷宿」を中心に、元禄時代より続く五穀豊穣への祈り。徳川将軍家が鷹狩りの際に参詣したことで、神社に「立ち葵紋」の使用が許されたという格式高き「久伊豆神社」の歴史を、小林威朗(こばやし たけろう)氏が解説する。
小林氏は、埼玉県越谷市に鎮座する武蔵国越ヶ谷郷総鎮守・久伊豆神社の社家の次男として生まれた。同志社大学在学中に國學院大學神職養成講習会を受講し、久伊豆神社に奉職。
同志社大学工学部エネルギー機械工学科を卒業後、國學院大學大学院文学研究科神道学・宗教学専攻に進み、神職課程専攻課程II類を修了。博士課程後期を修了し、博士(神道学)の学位を取得して、平成24年より久伊豆神社禰宜を務めている。
主な著書に、『神道と生命倫理』(共著、弘文堂)、『平田国学の霊魂観』(弘文堂)、『埼玉県の伊勢講』(共著、神社新報社)、『埼玉県の忠魂碑』(共著、埼玉新聞社)などがある。
