【愛媛県上島町】魚島の地域猫に動物医療を実施するため、移動手術車を活用したプロジェクトを開始

魚島での地域猫プロジェクトの実施工程

今回のプロジェクトでは、魚島役場の協力のもと、住民の生活ごみを運搬するチャーター便を活用し、移動手術車「おの猫号」を離島へ搬入する。車両を島へ搬入できない環境下で、行政との連携により実現した全国的にも珍しい取り組みになるという。

手術は、3名の獣医師と愛玩動物看護師等で構成された獣医療チームが現地へ赴き実施。動物医療を必要とする医療過疎地域へ直接獣医療を届けることで、離島においても安全かつ効率的な不妊去勢手術を可能にする。


7月22日(水)から資機材を搬入し、7月25日(土)・26日(日)に捕獲、7月27日(月)・28日(火)に不妊去勢手術を実施する工程とし、地域住民、魚島地区地域猫活動の会、魚島役場、西日本アニマルアシストがそれぞれの役割を担いながらプロジェクトを進めていく。

魚島での挑戦を全国の離島へ展開可能なモデルケースに

今回のプロジェクトは、魚島役場の協力により、チャーター便を活用して移動手術車「おの猫号」を離島へ搬入し、これまで動物医療の提供が困難であった地域で獣医療を実現する新たな挑戦となる。

全国には、動物病院がなく、十分な不妊去勢手術を受けることができない離島が数多く存在するという。西日本アニマルアシストは、今回のプロジェクトを全国の離島へ展開可能なモデルケースとして位置付けている。

また、不妊去勢手術を実施して終わりではなく、手術後も継続して猫の生息数や地域への影響を調査・検証し、「離島で野良猫問題は解決できるのか」という社会実験として、その成果を継続的に発信していくという。

さらに、今回のプロジェクトを契機として新たな猫の遺棄が発生することを防ぐため、魚島地区地域猫活動の会、魚島役場、漁業協同組合、島民、西日本アニマルアシストが連携し、旅客船や自家用船舶による猫の遺棄防止に向けた見守りや啓発活動にも取り組む。

西日本アニマルアシストは、この魚島地区での挑戦を一過性の活動ではなく、全国の離島が抱える野良猫問題を解決するための実証モデルとして育て、その成果を全国へ発信していく。

なお、西日本アニマルアシストが把握している範囲では、今回のプロジェクトは移動手術車をチャーター便で離島へ搬入し、不妊去勢手術を実施する国内初の取り組みになる見込みだという。

愛媛県魚島地区での、移動手術車「おの猫号」による地域猫プロジェクトの取り組みに注目してみては。

西日本アニマルアシスト HP:https://n-animal-assist.net

(yukari)

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