夏になると、寝る時のエアコンをタイマーにするか、朝までつけっぱなしにするか迷う人もいるでしょう。
電気代を気にしてタイマーを設定しているものの、夜中に暑さで目が覚めてしまった経験がある人もいるかもしれません。
そこで、大手空調メーカーのダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)に、夏の睡眠時はタイマーとつけっぱなしのどちらがおすすめなのかや、快適に眠るためのエアコンの使い方について聞きました。
寝る時のエアコンは『タイマー』より『つけっぱなし』がおすすめ
ダイキンでは、夏場にエアコンを使って寝る場合は、タイマーを設定して途中で運転を止めるよりも、つけっぱなしで室温を保つ使い方を推奨しています。
ダイキンが実施した『夏場の熱による体調不良に関する全国調査』では、暑さの影響による体調不良を経験した人は全体の64.6%に上りました。
そのなかでもっとも多かった症状は睡眠の質の低下です。
画像提供:ダイキン工業株式会社
ダイキンでは熱中症だけでなく、熱中症に発展する可能性のある軽い体調不良も含めて『熱あたり』と呼んでいます。
「寝た気がしない」「疲れが取れない」といった症状も、熱の影響による体調不良のサインとしてとらえているのが特徴です。
画像提供:ダイキン工業株式会社
人の身体は、体内で生まれた熱を外へ逃がすことで体温を保っています。
暑い中では熱を逃がしづらくなり、熱帯夜の睡眠中も身体に熱が過剰にたまってしまうことがあるようです。
最初は軽い症状でも、そのままにしていると症状が進行してしまう可能性もあります。
就寝中もエアコンをつけて室温を適切に保ち、身体に熱をためにくい環境を整えましょう。
エアコンをつけっぱなしで快適に眠るポイント
風量は、室温の変化に合わせて調整する『自動』に設定しておくと効率的です。
ただし、エアコンの運転音が気になって眠れない場合もあるでしょう。その場合は、風量を弱めることも工夫の1つです。
※写真はイメージ
また、睡眠時向けの運転機能を活用するのも1つの手でしょう。
例えば、ダイキンが販売するルームエアコンには『新・おやすみ運転』を搭載した機種があります。
睡眠時の一般的な体温変化に合わせて温度をコントロールし、入眠時は設定温度を少し高めに、睡眠中はやや低めに調整。
起床時間が近づくと室温を戻すよう運転してくれる機能となっています。
風量や運転ランプの明るさを抑えるなど、眠りを妨げにくい工夫が施されているのも特徴です。
睡眠時向けの運転機能は、メーカーや機種によって詳細が異なります。取扱説明書などで搭載されている機能を確認してみましょう。

