犬の『介護』は何歳から必要?シニア期に入ったワンコの体にあらわれる変化とは

犬の『介護』は何歳から必要?シニア期に入ったワンコの体にあらわれる変化とは

犬も高齢化時代!犬の『介護』はいつから始まる?

シニア犬

犬のシニア期は7歳頃から

一般的に犬は7歳頃を過ぎるとシニア期に入ったと言われます。ただしこれには犬種によっても違いがあり、大型犬の場合は7歳よりやや早めから、小型犬の場合は7歳よりやや遅めからシニア期と呼ばれることもあります。

とはいえ『シニア期に入った』イコール介護の始まりというわけではもちろんありません。むしろ近年では7〜8歳でも若々しく元気な子も増えています。犬の平均寿命が8歳前後だった40年前と、平均寿命が14歳を越えるようになった現在では、同じ『7歳』でも全く違うのですから当然かもしれません。

介護が始まるきっかけは排泄の失敗や夜鳴きから

では犬に介護が必要になるきっかけにはどんなことが多いのでしょうか。介護というと寝たきりの状態になってからをイメージする人もいるかもしれませんが、自力歩行ができている場合でも介護が必要になることは多々あります。

きっかけとして多いのがまず排泄の失敗です。おしっこがトイレまで間に合わなくなってしまう、些細な刺激でうんちが漏れてしまうなど、トイレ以外の場所に排泄物が放置されるような状態になるといきなりオムツとはならないまでも、飼い主さんが手間をかけざるを得なくなるでしょう。

また犬の高齢化によって顕著になっているのが認知症です。その初期症状として多いのが昼夜の逆転で、夜でもお構いなしに無駄吠えをする夜鳴きが現れます。夜鳴きは近所迷惑にもつながるため飼い主さんが一定の対応を迫られます。

正しい知識でしっかり対策!シニア期の体の変化

撫でられている犬

愛犬がシニア期に入ったかどうか、介護を要するかどうかを判断するには体の変化に気づくことが必要です。以下のような変化が現れたら、心の準備をしておくべきかもしれません。

目が白くなる

犬の黒目の中心が白くなりはじめたら、白内障のサインかもしれません。白内障はシニア期の多くの犬が発症するもので、予防のための対策を取ることはなかなか難しいと言えます。目が白くなると見た目でも『シニア』感が強くなります。犬はもともとあまり視力には頼らずに生活している動物ではありますが、目が全く見えなくなると生活に大きな支障が現れます。

音への反応が鈍くなる

苦手な音がしても平気そうにしている、近づいても反応せず撫でようとすると驚くなど、音への反応が鈍くなるのは聴覚が衰えているサイン。犬はもともと聴力が非常に優れていますが、シニア期になると耳が遠くなるのは人間と同じです。不意に驚かせてしまわないように配慮が必要になります。

足取りがゆっくりになる

若い犬は『トロット』と呼ばれる軽快な歩様で少し跳ねるように歩きますが、シニア期に入ると足取りがゆっくりになり、一歩一歩地面を踏みしめて歩くようになります。加齢が進むにつれて足取りはより緩やかに、そしておぼつかないものに変化していくでしょう。愛犬のペースに寄り添って歩くことが大切です。

腰が曲がる

犬の場合もシニア期になると腰が曲がってきます。これは変形性脊椎症と呼ばれる疾患が原因のことが多く、脊椎と脊椎の間にブリッジという突起が形成されてしまうことによります。腰が曲がる以外には無症状のことが多いものの、痛みを伴う場合もあるので注意が必要です。

被毛の色が薄くツヤがなくなる

人間の髪が白くなるように、犬の被毛も加齢とともに色が薄くなる傾向があります。もともと薄い色の被毛の子はあまり気にならないかもしれませんが、黒や茶色といった濃い色の子の場合は目立って見えるでしょう。また被毛のツヤがなくなってパサパサしてきてしまうのも特徴です。

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