私はひとり暮らしを始めてから、実家独自のルールがあることに気づきました。その後、結婚して夫の実家を訪れるようになり、家庭によって習慣は大きく異なるのだと実感しました。
家を出て気づいたわが家のルール
ひとり暮らしを始めたころ、実家では当たり前だと思っていたことが、必ずしも一般的ではないと気づきました。
その1つが、食事の際は家族全員が席に着くまで待ち、そろって「いただきます」を言うことです。
母に理由を尋ねたところ、農家を営んでいた祖母と暮らしていたころから続いている習慣なのだそう。母自身も、「幼いころからそうしていたから、特に疑問を持ったことはなかった」と話していました。
私も実家を出なければ、これがわが家独自のルールだとは気づかないまま過ごしていたと思います。
義母から思わぬひと言が!
その後、私は結婚し、何度か夫の実家を訪れるようになりました。当初は特に深く考えることもなく、義母と一緒に台所へ立ち、料理を食卓へ運んでいました。
やがて子どもが生まれ、幼い子どもの世話で、なかなか台所を手伝えないことが続いたときのことです。義母から、思いがけないことを言われました。
「子どもは泣くものでしょう。泣かせておいていいから、台所に立って料理を運んだほうがいいんじゃない?」
私は、「子どもの世話よりも台所を手伝うことを優先したほうがいい」と言われているように感じられ、驚いてしまいました。夫も私の戸惑いに気づいたようで、すぐに「母さん、今は子どもの世話をしているんだから、無理に手伝わなくてもいいだろ」とフォローしてくれました。

