【京都府京都市】細辻伊兵衛美術館で「祇園祭後祭と役行者山」展を開催中。諫山宝樹氏の新作を展示

展示風景

京都市中京区にある「細辻伊兵衛美術館」2階では、6月6日(土)〜8月18日(火)の期間、「祇園祭後祭と役行者山 ―たましずめとエクソシスト―」展を開催している。また、7月19日(日)からは、日本画家・諫山宝樹氏が祇園祭後祭の山鉾を主題に描き下ろした新作を一堂に展示している。

410年以上の歴史を持つ綿布商・永樂屋の美術館


「細辻伊兵衛美術館」は、「永樂屋」が制作してきた約10万点の手ぬぐいを所蔵する美術館。

「永樂屋」は、京都で410年以上の歴史を持つ綿布商だ。「細辻伊兵衛」は「永樂屋」代々の当主の名である。

展示風景

展示風景

「細辻伊兵衛美術館」は江戸・明治・大正・昭和・平成・令和の6時代にわたって、古くから日本人に親しまれ、時代や文化を反映する貴重な資料でもある手ぬぐいのほか、「永樂屋」や細辻家の歴史資料、十四世細辻伊兵衛の作品などを展示している。

諫山宝樹氏の祇園祭後祭の山鉾の新作も展示

令和8年(2026年)制作、諫山宝樹《役行者山》

「祇園祭後祭と役行者山 ―たましずめとエクソシスト―」展では、7月19日(日)より、日本画家・諫山宝樹氏が祇園祭後祭の山鉾を主題に描き下ろした新作を展示している。

令和8年(2026年)制作、諫山宝樹《橋弁慶山》

令和8年(2026年)制作 、諫山宝樹《北観音山》

新作では、鮮やかな色彩と美しい描線によって各山鉾の個性を描き出し、屋根や御神体、欄縁、懸装品(けそうひん)の文様に至るまで、細部を丁寧に表現している。

令和8年(2026年)制作、諫山宝樹《鯉山》

令和8年(2026年)制作、諫山宝樹《八幡山》

諫山氏の新作を通して、山鉾の全体像だけでなく、受け継がれてきた装飾や文様、その一つひとつが生み出す美しさにも注目だ。

また、今作品群には、昭和7年(1932年)に「永樂屋」で制作された、桃太郎を乗せた犬張り子のデザインが登場する。通称「MOMOちゃん」と呼ばれる愛らしい犬張り子が、祇園祭を楽しむ姿も見どころだ。

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