女優の吉岡里帆が26日、パーソナリティーを務めるラジオ番組「UR LIFESTYLE COLLEGE」(J-WAVE、日曜午後6時)に出演。「竜とそばかすの姫」「バケモノの子」などのアニメ映画で知られる細田守監督をゲストに迎え、11年越しに明かされたオーディション時の秘話に思わず涙を流す一幕があった。
「見事落ちまして」 忘れられないオーディション
番組冒頭、吉岡は「こんなにムズムズするお客さまも久しぶり」と緊張気味に細田監督を紹介。両者の初対面は、2015年に公開された「バケモノの子」のオーディションだったという。
吉岡は当時の心境を「私にとっても忘れられないオーディションですね。5本の指に入るぐらい衝撃的なオーディションで。私は細田守さんの作品をずっと見ていて、『時をかける少女』が大好きだったんですけど。11年前とかなので、私もお仕事とか全然やっていないデビューしたぐらいの時期。緊張しすぎて体がおかしなことになっていて」と告白。「何がなんだか…ぐらいの感じだったんですが、見事落ちまして」と苦笑交じりに振り返った。
これに対し細田監督は、「僕もオーディションのことを覚えているんですけど、ものすごくすてきでした」と回想。「すごくナチュラルで自然で。(吉岡が受けた)楓というキャラクターらしさというか、同い年だけどメンターみたいな役で、そういう感じがすごくよく出ていて。とてもすてきだったことを覚えています」と当時の印象を絶賛した。
監督からの思わぬ言葉に、吉岡は「泣いちゃうかも…本当に…ちょっとだけ泣きます」と声を詰まらせ、「ラジオでこんなに気持ちがかき乱されることはないんですけど」と感涙。さらに細田監督から「すごい女優さんになられて。あの時、輝いていたと思ったのは本当だったんだなと」と温かい言葉が贈られると、吉岡は「このラジオも(担当して)11年。この11年が走馬灯のようにぐるぐるって」と感無量の様子だった。
「バケモノの子」は細田監督による長編オリジナルアニメーション映画。バケモノと少年の絆を描いた大ヒット作で、劇中で吉岡がオーディションを受けたヒロイン・楓役の声優は広瀬すずが務めた。
吉岡里帆(よしおか・りほ) 1993年1月15日生まれ、京都市出身。2013年より女優活動を開始。ドラマ「カルテット」や映画「ハケンアニメ!」など多数の話題作に出演するなど、高い演技力で幅広く活躍している。

