猫の『おヘソ』はどうなっているの?見つけ方のコツから見逃せないサインまで

猫の『おヘソ』はどうなっているの?見つけ方のコツから見逃せないサインまで

見逃せないサイン

診察台の上の猫

臍(さい)ヘルニア

猫のおヘソの周りにふくらみやしこりを見つけた場合は、「でべそ」ではなく病気が隠れている可能性があります。代表的なのが「臍(さい)ヘルニア」です。これは、本来ふさがるはずのおヘソの穴が閉じず、そこから腸や脂肪などの組織が飛び出してしまう病気です。

穴が大きいと、飛び出した臓器の血流が悪くなったり、腸閉塞や組織の壊死を引き起こしたりする恐れがあります。外見上は異常が少なくても、体の中で問題が進行しているケースもあるため注意が必要です。おヘソの周囲に違和感やしこりを見つけたときは、早めに動物病院で診てもらいましょう。

腫瘍・癌

おヘソの近くに触れるしこりは、腫瘍が原因となっている可能性もあります。お腹の内部にできた腫瘍やがんが、しこりとして触れられることもあるためです。頻繁に見られるものではありませんが、明らかなふくらみや硬いしこりに気付いた場合は、そのままにせず獣医師へ相談することをおすすめします。

脂肪腫

おヘソの周辺にできるしこりの中には、「脂肪腫」の場合もあります。これは脂肪細胞が増えてできる良性の腫瘍で、多くは健康に大きな影響を及ぼしません。悪性化することも少なく、経過観察のみで済むケースもあります。ただし、見た目だけで病気の種類を判断することは難しいため、しこりを見つけた際は自己判断せず、動物病院で診断を受けることが大切です。

まとめ

もふもふな猫のお腹

猫のおヘソは、人のようなくぼみがなく、毛が少し薄くなっている程度なので見つけにくいのが特徴です。探すときは、後ろ足の付け根からお腹の中央をたどるように、顔の方向へゆっくり確認すると見つけやすいでしょう。毛の流れが渦のようになっている部分がおヘソの目印です。

ただし、おヘソ周辺が大きく膨らんでいたり、赤く腫れていたりする場合は病気の可能性もあります。異変に気付いたら早めに動物病院を受診し、猫が嫌がるときは無理に触らないようにしましょう。

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