「ばっちりメイクの自分しか認められなかった」元『渡鬼』子役が、すっぴん・パジャマの自分も愛せるようになるまで

「ばっちりメイクの自分しか認められなかった」元『渡鬼』子役が、すっぴん・パジャマの自分も愛せるようになるまで

どれもわたしで、どれも慈しみたい

 取材時。この後ジブリの鈴木プロデューサーに遭遇する このグラデーションのような自分の、どれが本当の自分かというと……これはもう、全部だと思います。わたしの中には、いろいろなわたしがいて、それら全部、わたしである。

 こう思うようになって、ずいぶん気が楽になりました。

 人前に出る、というのは覚悟も体力もいることです。以前エッセイに書いた、どれだけ自分に“はなまる”をつけてあげたって、賛否両論は聞こえてきます。

 ライターは「顔出ししてくれる人がまあまあ珍しい」と言われるんですけど、その理由が、最近はよくわかります……。

 YouTubeはさておき、インスタに載せているのは装飾済(※虚飾まではいかないと自分では思っています)の己です。

 完全客観の自分を見る作業って久しぶりで。ドラマに出ていた時はなんか、カメラに色んな角度から撮られてましたからね……。泣いたりぶたれたり喧嘩したりデッキブラシ振り回したり忙しかったなぁ。

 今回はヒイコラ言いながら原稿を読んだり直したりして、良い経験となりました。

「最高の自分」と、「人間としてはギリギリ」の自分の両方を知っておく。そして、体調やTPOや気分に合わせてアジャストしていく。

 胸を張って生きるための特効薬だと私は思っています。

 大事なのは、全部の自分も「いいじゃん」してあげることです。そりゃ毎日「ビジュイイじゃん」(©M!LK/イイじゃん)できれば良いですけど、女性は特に体調に変化が起きがちです。

 むくみ肌荒れくすみだるさしんどさ……全部最高に調子がいい日なんて、少ないと思います。

プロに仕上げてもらった自分は気分転換におすすめ

 シュウウエムラのイベントで肌が別人のように…… 自分史上、最高の自分を知って、どうすればなれるのか? を知っておくことをおすすめします。最近はヘアメイクサービスもずいぶん気軽に利用できるようになりましたね。

 コスメカウンターにお札(か、電子マネー)握りしめて向かって、ファンデーションを塗ってもらう。

 それだけで、気持ちも肌もがらりと変わります。気分転換にもなるのでおすすめです!

 昔はキメキメの己しかダメだ、認められないと感じていたものですが、書く仕事を始めてから、布団古墳の己も可愛がっています。

 でも日焼け止めは毎日塗ろうね、私。

<文/宇野なおみ>

【宇野なおみ】
ライター・エッセイスト。TOEIC930点を活かして通訳・翻訳も手掛ける。元子役で、『渡る世間は鬼ばかり』『ホーホケキョ となりの山田くん』などに出演。趣味は漫画含む読書、茶道と歌舞伎鑑賞。よく書き、よく喋る。YouTube「なおみのーと」/Instagram(naomi_1826)/X(@Naomi_Uno)をゆるゆる運営中



配信元: 女子SPA!

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