乳がん以外に「乳房にしこり」ができる”3つの病気”はご存じですか?医師が解説!

乳がん以外に「乳房にしこり」ができる”3つの病気”はご存じですか?医師が解説!

乳がんのセルフチェック方法

乳がんは自分で見つけられる場合が多いがんです。月に1回、自分で乳房の状態を確かめるセルフチェックを習慣にしましょう。セルフチェックの基本的な手順は次のとおりです。

1.目でチェック(視診)

鏡の前に直立し、まず腕を下ろした状態で両胸を観察します。続いて腕を上げてバンザイの姿勢をとり、正面・左右斜めなどいろいろな角度から乳房の様子を見ます。左右の乳房にくぼみやひきつれがないか、乳首が陥没していないか、乳頭・乳輪に湿疹やただれがないかをチェックしましょう。

2.手で触ってチェック(触診)

仰向けに寝るか入浴時に石けんをつけて、乳房全体を指の腹で丁寧に触れます。右胸は左手、左胸は右手の指を使い、4本の指をそろえて円を描くように乳房を隅々まで触りましょう。

3.脇の下を触る

乳房だけでなく、脇の下まで指を滑らせてみて、リンパ節の腫れによるしこりがないか確認します。しこりだけでなく痛みや違和感がないかも感じてみましょう。

4.乳頭を軽く絞る

乳首を軽くつまんでみて、血液の混じったような分泌物が出ないか確かめます。授乳中でもないのに血液様の分泌がある場合は異常の可能性があります。

セルフチェックは短時間で簡単にできます。普段から自分の乳房の状態を把握しておくことで、ほんの小さな変化にも気付きやすくなります。セルフチェックで異常を感じたら、できるだけ早く専門の医療機関を受診してください。

乳房のしこりについてよくある質問

ここまで乳房のしこりや症状について紹介しました。ここでは「乳房のしこり」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

乳がんが疑われるときは何科を受診すればよいですか?

乳房の病変を診る診療科は主に乳腺外科です。乳腺外科は乳房を扱う外科の一分野です。また、乳がん検診を実施している婦人科や外科でも相談できます。

乳がん検診は何歳から受けるべきですか?

日本では40歳以上の女性に対して2年に1回の乳がん検診受診が推奨されています。40歳未満の方への乳がん検診は現時点では推奨されているわけではありませんが、家族歴がある方や不安が強い方は40歳未満でも自主的に検診を受けることは可能です。一度も検診を受けたことがない方は、40歳になったら忘れずに受診しましょう。

マンモグラフィーと超音波検査のどちらを受ければよいですか?

マンモグラフィと超音波検査は、ともに乳がんを調べる画像検査です。マンモグラフィは石灰化の有無など微細な所見を写し出せます。一方、若い方は乳腺が発達していてX線では腫瘤が見つけにくい場合があるため、高濃度乳腺の多い20~30代では超音波検査が有用です。日本乳癌学会のガイドラインでは、マンモグラフィ検診を基本としつつ、必要に応じて超音波を追加する方針がとられています。


配信元: Medical DOC

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