猫に安心感を与えるための正しい接し方
目があったら「ゆっくりまばたき」をする
猫にとって、じっと目を見つめ続けることは「敵意」や「ケンカの合図」になってしまいます。
もし愛猫と目が合ったら、すぐに目をそらすのではなく、2〜3秒かけてゆっくりとまばたきをしてみましょう。
猫の世界において、親しい相手に向かってゆっくりまばたきをすることは、「私はあなたの味方ですよ」「敵ではないですよ」という親愛のサインです。
これを繰り返すことで、猫も安心して同じようにまばたきを返してくれるようになり、心の距離が縮まります。
無理に抱っこせず、猫から近づいてくるのを待つ
猫と早く仲良くなりたいからといって、無理に抱き上げたり、捕まえようとしたりするのは絶対にやめましょう。自由を制限されることが大嫌いな猫は、無理やり抱っこされると恐怖を感じてしまいます。
まずは猫と同じ目線になるように床に座り、何もせずにじっと待ってみてください。猫のほうからクンクンと匂いを嗅ぎに近づいてくるまで待つのが基本です。
猫自身に「近づくかどうか」の選択権を与えてあげることで、飼い主に対する安心感が生まれます。
触る時は、猫が喜ぶ場所を優しく撫でる
猫が近くに寄ってきたら、触る場所にも気を配りましょう。猫が撫でられて本当に嬉しいと感じる場所は、自分の足や口が届きにくく、匂いを出す分泌腺が集まっている部分です。
具体的には、あごの下、耳の後ろ、おでこ、そしてヒゲの生え際あたりを、指の腹を使って優しく円を描くように撫でてあげてください。
ここを優しくマッサージされると、猫はとても気持ちよさそうな表情をします。逆に、お腹や足、しっぽなどは嫌がりやすい場所なので最初は触らないのが無難です。
嫌がるそぶりを見せたらすぐにやめる
猫を撫でていて、最初は気持ちよさそうにしていたとしても、急に嫌がるサインを出すことがあります。
例えば、しっぽを左右にパタパタと激しく振り始めたり、耳が横に寝てきたり、体の一部をピクピクと動かしたりしたら、それは「もうおしまいにして」という合図です。
このサインを見逃さずに、すぐに撫でるのをやめてあげることがとても大切です。自分の気持ちを察してすぐに引いてくれる飼い主のことを、猫は「信頼できる人」として深く認めるようになります。
まとめ
猫の信頼を得るためには、猫のペースに寄り添い、安心できる環境を作ることが大切です。
優しい声やゆっくりとした動作を心がけ、嫌がることは無理にしないお世話を続けましょう。
初めて猫を迎えた飼い主も、焦らず少しずつ距離を縮めていけば、きっと愛猫と固い絆で結ばれた最高のパートナーになれますよ。

