40度近い猛暑の中、大きな荷物を持ち子どもを抱っこしながらやっと義実家へたどり着いた私。「やっと休める」とホッとしていたのに──。
家の中の暑さに驚いた
家にたどり着き玄関の扉を開けた瞬間、思わず夫の顔を見てしまいました。
暑い……! 家の中なのに、外と変わらない熱気。
エアコンが壊れたのかと思った私でしたが、違いました。なんと、40度近い猛暑にもかかわらず、エアコンをつけていなかったのです。
夫に聞くと「親父がいないから。電気代を気にしてるんだろ」と言いました。
生前の義父は暑がりで、すぐエアコンをつける人でした。
義母の言葉
赤ちゃんは汗びっしょり、抱っこしている私も限界です。そこで、夫に頼んでエアコンをつけてもらうことに。
しかし、それを見た義母は「若い人は暑さに弱いのね」と笑うと、続けて私に「孫ちゃん見ててあげるから、夕飯の支度お願い」と言いました。
少し休みたかったものの、義母ひとりに私たち全員分の食事を任せるわけにもいかず、台所へ向かいました。
すると後ろから「扉、ちゃんと閉めてね」という声が。
(えっ……)
築年数の古い家の台所は蒸し風呂状態。窓の隙間から熱風が入り込み、汗だくになりながら料理を作りました。
ふとリビングを見ると、エアコンの効いた部屋で、義母は楽しそうに孫と遊んでいます。

