『喉をゴロゴロ鳴らさなくなったとき』考え得る理由4つ
これまで頻繁に喉をゴロゴロ鳴らしていた猫が鳴らさなくなったら。率直に"どうしたの?"と心配になりますよね。
ということで今回は、『猫が喉を鳴らさなくなったとき』に考えられる理由を4つ紹介いたします。中には思いもよらぬ不調が隠れていることも。
1.精神的にオトナになった
子猫から成猫になる過程でゴロゴロ音が消失した場合、精神的にオトナになった可能性が考えられます。
というのもゴロゴロ音には猫自身をも癒す力があるため、音を発しなくても安心できるようになったのでしょう。そういう意味では年齢を問わず、お家に慣れた猫にも同様のことがいえます。
もちろん成猫でゴロゴロ音を続けていたからといって、成長できていないという意味ではありませんのでご安心ください。
2.不安やストレスが強い
逆に、不安やストレスが強すぎる場合にもゴロゴロ音は鳴らさなくなります。(稀にストレスを機に音が強く出る猫もいます)
音を聞かなくなった頃に環境の変化や突発的なアクシデントはなかったでしょうか。例えば引越しや飼い主さんの体調不良、ご結婚なども影響を及ぼします。また、雷や地震に驚いて喉を鳴らさなくなるケースも考えられます。
もし心当たりのある出来事があれば、除去できる原因は取り除き、優しく寄り添ってあげてください。猫の希望を尊重して付かず離れずの距離を保ちつつ、声をかけてあげるだけでも猫は安心します。飼い主さん自身が発してしまった音の場合は、無理に近付くと恐怖を助長する可能性があるので気をつけましょう。
物理的な環境の変化がきっかけの場合は、慣れるまで見守ってあげることが大切です。猫は急激な変化を嫌う一方で、高い適応能力を持つ動物です。
したがって、まずは飼い主さんご自身がリラックスすることに努めてみてください。"飼い主さんが大丈夫なら私も"と徐々に落ち着きを取り戻すでしょう。
3.体調が優れない
猫は何らかの不調を抱えていても喉を鳴らさなくなることがあります。特にきっかけもなくゴロゴロ言わなくなったと感じたら、いつもと違った様子がないか見てあげてください。
もしも食欲がない・水をほとんど飲んでいない・その逆でガバガバと水を飲んでいる・粗相をしているなどの異変があれば診察を受けてください。
4.気になる"モノ"に集中するため
これまでとは異なるパターンもあります。つい先ほどまで喉を鳴らしていたはずなのにピタッと止んでしまった場合です。
このケースでは何らかの音やモノに気を取られ、集中するためにゴロゴロ音を消している可能性があります。まるで通話のミュート機能のようで、ユニークですよね。
猫は人間よりも聴覚が優れているため、我々の耳では拾えない音を容易にキャッチすることができます。そのため突然このような現象が起こるのです。
猫からすると『ゴロゴロ言っている場合じゃない!』といった心境なのでしょうか。天井を這う小さな虫に反応している場合もあり得るので、一緒に観察してみてください。
不調のサインをキャッチしよう
ゴロゴロと喉を鳴らさなくなった背景に不調が隠れている場合、次のような行動を取ることがよくあります。
家具の隙間や部屋の隅っこでうずくまっている 甘えたい時間帯になっても動かない 食欲が落ちている トイレにすら行こうとしない 嘔吐や下痢など他の症状がある などここで挙げた一例に限らず、愛猫のルーティーンに乱れが生じているようであれば要観察です。少しでも違和感があれば、かかりつけの動物病院に相談してください。

