28日午後4時27分ごろ、熊本県で最大震度7を観測する地震があった。イオンモール熊本では地震後に爆発が発生するなど被害が拡大しているが、SNS上では震災とエンタメの自粛について議論が交わされている。
きっかけとなったのは、今回の地震で実家が被災したというユーザーによる投稿だ。この日、ソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」の公式Xでは同日公開予定だったコンテンツの公開見送りを決めた。理由は「この度の熊本県熊本地方での地震の状況を鑑み」てということで、「今後の公開スケジュールにつきましては、近日中にお知らせする予定です」と伝えた。
そんななか、あるユーザーが「やれよ 実家ぶっ壊れた俺がやれと言ってんだぞ やれ」とコメントを添えて、公式による投稿を引用リポスト。実家が被災したというユーザーの訴えは拡散し、エンタメと自粛について論じられる契機となった。SNSには以下のような意見が寄せられている。
エンタメが心の支えになる人もいるから全部やめる必要ないよね
なんでもかんでも中止するのが配慮だとは思わない
災害時にはむしろ日常が必要 メンタルを保つためにも
現地に迷惑をかけないんなら経済は止めない方がいいと思う
配慮されたほうが嬉しい人もおる
スタッフや運営関係者の中にも被災者はいるかもしれないし、難しいね
災害時の自粛のあり方は時代とともに変化してきた。2011年の東日本大震災では社会全体を過剰な自粛ムードが覆い、16年の熊本地震でも「不謹慎狩り」という言葉が一気に浸透するとともにバッシングが相次いだ。しかし近年では、非常時におけるエンターテインメントの重要性が見直されている。SNSでさまざまな意見が交わされているように、今、配慮のあり方が問われているのかもしれない。

