今すぐやめて!犬の『リード』を使用するときのNG行為

耐荷重量に合わないリードを使う
ペットショップに行くとさまざまな種類のリードが市販されていますが、リードにはそれぞれ耐荷重量が定められており、一般的には愛犬の体重の3倍以上の強度のものを選ぶ必要があると言われています。
耐荷重量に合わないリードを使っていると、リードが切れてしまったり伸びてしまったりというトラブルを引き起こしかねません。
リードの強度をこまめに確認しない
耐荷重量に合ったリードを使っていたとしても、その強度は永久に保証されているわけではありません。具体的な長さはリードの素材にもよりますが、どんなリードにも耐用年数があり、耐用年数をすぎると劣化が進んでしまいます。
劣化して強度が落ちたリードを使用していると、お散歩中にリードが破損してしまう可能性もあって危険です。
リードを不必要に長く持つ
お散歩の際にリードを不必要に長く伸ばしたまま歩かせるのはNG行為。周囲に人がいる場合はもちろんですが、その時点では周りに人がいなかったとしても、曲がり角を曲がったら突然他の人や犬と出合うこともあります。
「あっ」と思ったときにすぐに愛犬を引き寄せられないほどリードを長くしていると、思わぬ事故を招くリスクがあります。伸縮リードの場合も同様です。
リードを強く引っ張りすぎる
リードが長すぎるのも問題ですが、逆にリードが短すぎて犬をグイグイ引っ張ってしまうのもいけません。時々、犬を半分吊るし上げるような状態で散歩をしている人を見かけますが、ずっと引っ張っていると犬の体に大きな負担がかかってしまいます。
また、犬の方がグイグイと進んでしまってリードを引っ張る形になってしまうのも同様です。特に首輪にリードをつけている場合、首が強く圧迫されてしまうため、将来的に気管虚脱を引き起こすリスクが高くなります。
手持ちのリード1本だけで散歩する
特に力が強い大型犬や活発な犬の場合のNG行為ですが、手で握るタイプのリード1本だけでお散歩するのは少し危険です。不意に強い力で引っ張られたタイミングなどでリードが手をすり抜けてしまった場合、そのまま逸走してしまうリスクがあるからです。
2本のリードを併用するダブルリード体勢を、特に2本目のリードは肩掛けや腰に巻きつけるタイプを使用して、万が一、手を離してしまっても脱走を防げる状態でお散歩することを推奨します。
ただの引き綱じゃない!リードが持つ役割とは

リードはあまりにも身近な存在すぎて、どんな役割があるのかをしっかり考えたことがある人は少ないかもしれません。ここで一度、リードに対する認識を新たにしておきましょう。
愛犬を危険から守る
リードの大きな役割の1つが、愛犬を危険から守ることです。道路に飛び出して車に轢かれないようにする、他の人や犬に飛びついて事故を起こさないようにする、拾い食いを防いで誤飲・誤食をやめさせるなど、「リードを引っ張る」という行為だけで守れる安全はたくさんあります。
愛犬に意思を伝える
リードというと犬を制御するために使うものとイメージしがちですが、支配的な意味合いだけでなく、愛犬に飼い主さんの意思を伝えるという役割もあります。「ここで止まる」「次はこっちに行く」という意思をリードに込めて引っ張るのです。そこには必ずしも強い力は必要ありません。
飼い主さんとの絆
リードはまた、飼い主さんと愛犬との絆の具現化とも言えます。「本当に絆があればリードはいらないのでは?」とうがった見方もしたくなりますが、現代日本で犬と外出するときにノーリードはありえません。
リードがたるんだ状態でも愛犬が同じペースで歩いてくれる、こちらをチラチラと見ながらリーダーウォークでお散歩ができるのは飼い主さんと信頼関係で結ばれているからこそです。

