札幌・すすきのでジンギスカン店「成吉思汗だるま」を展開するDARUMA Companyは7月31日、「成吉思汗だるま 東京本店」(東京都台東区)をオープンする。
2024年開業の「上野御徒町店」に続く東京2店舗目で、ブランド初となるテーブル席を導入した店舗となる。
「成吉思汗だるま」は、今回オープンする東京本店を含めて8店舗を展開し、すすきのの店舗では最大5時間超の行列ができたこともある人気店だ。
東京本店は3フロア構成で、1・2階は従来通りカウンター席、地下1階にはブランド初となるテーブル席を設置。一人でも利用しやすい従来のスタイルを維持しながら、グループや家族でも利用しやすい店舗とした。
地下のテーブル席
同店では、創業以来守り続ける、一度も冷凍していない羊肉を七輪で焼いて提供するスタイルを継承する。看板メニュー「成吉思汗」のほか、数量限定の「上肉」「ヒレ肉」なども販売する。
主な提供メニュー
〈「札幌と全く同じ味、同じ雰囲気」を東京でも再現〉
発表会で金有燮社長は、「札幌と全く同じ味、同じ雰囲気」を東京でも実現することをコンセプトに掲げていると説明した。
「価格も味も札幌と全く同じ。そこにもこだわった」と話した。客単価は既存店と同じ4,500円程度を想定しているという。
また、既に「上野御徒町店」があるのに新店舗を「東京本店」と名付けたことについては、「上野のいい場所に土地が見つかり、借金をしてでもここでやろうと決断した。土地から購入した自社ビルなので『東京本店』とした」と理由を語った。
「成吉思汗だるま 東京本店」 外観
〈創業は1954年、72年続くジンギスカン店〉
「成吉思汗だるま」は1954年創業。金社長によると、創業者である祖母は在日1世で、夫を早く亡くし、5人の子どもを育てるため飲食店を始めた。まだ牛肉や豚肉は高価だった時代で、仕入れることすら出来なかったという。それでも「肉をお腹いっぱい食べてほしい」という思いで、当時は安価だった羊肉を仕入れ、秘伝のタレで提供したことが現在の「成吉思汗だるま」の原点になった。
東京進出では、一度も冷凍しない羊肉を北海道から輸送する体制の構築が課題だった。金社長は「以前は冷凍しなければ運べなかったが、科学技術の発展でチルドで東京まで運べるようになった。何かあったときのために東京にも仕入れ先があるが、基本はすべて北海道から仕入れている」と説明。「東京には本当のジンギスカンを食べたことがない人はまだ多い。これからも日本中へ羊肉文化、ジンギスカン文化を広げていきたい」と展望を語った。
成吉思汗だるま

