「湿布によるかぶれ」ができたときの対処法はご存じですか?予防法も医師が解説!

「湿布によるかぶれ」ができたときの対処法はご存じですか?予防法も医師が解説!

湿布によるかぶれの正しい対処法と、予防のための対策について医師が解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「湿布によるかぶれ」の原因はご存知ですか?発症しやすい人の特徴も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

池澤 優子

監修医師:
池澤 優子(あい皮ふ科・アレルギー科クリニック)

順天堂大学医学部卒業。横浜市立大学皮膚科助教、茅ヶ崎市立病院皮膚科部長を歴任後、神奈川県横浜市、あい皮ふ科・アレルギー科副院長として地域の皮膚科、アレルギー疾患の診療に努めている。医学博士。皮膚科学会専門医、アレルギー学会認定医の資格を有する。

「湿布によるかぶれ」の正しい対処法は?

湿布によるかぶれが起こった時には、まずは湿布を剥がしましょう。かゆみなどに対しては、冷やすと症状が楽になることもあります。症状が改善しない場合には、内服の抗ヒスタミン薬やステロイド外用薬、皮膚の保護剤(ワセリン、亜鉛華軟膏)などを使うと良い場合があります。しかし、かゆみがひどかったり、引っ掻くなどして皮膚に傷ができてしまったりする場合には、皮膚科を受診しましょう、
薬の使用などで2週間以内に症状が良くなれば、一旦治療終了です。治らない場合には、より強力なステロイドに変更したり、内服のステロイドを行ったりするなど治療薬を変える必要があります。症状を繰り返す場合や、複数の湿布薬や外用薬でかぶれが起こる場合は、使用していた湿布薬の成分や外用薬を用いてパッチテストを行うこともあります。
頻度は低いですが、湿布に含まれる薬剤が原因で、全身にも皮膚炎症状が出てしまうことがあります。全身性接触皮膚炎あるいは接触皮膚炎症候群などと言われる状態です。湿布を貼った部位のみでなく、全身に赤みを伴う皮疹が広がったり、ぶつぶつじくじくした湿疹が体のあちこちにでてきたりする場合もあります。その場合は、ステロイドの外用だけでなく、ステロイドの全身投与(内服あるいは点滴)が必要な場合もあるため、早急に医療機関を受診してください。

「湿布によるかぶれ」の正しい対策とは?

湿布かぶれを予防するためには、定められた用法用量を守ることが大切です。例えば、通常湿布薬の場合、1日1回、痛みのある部位に貼ることがすすめられます。また、乾燥肌やアトピー性皮膚炎など、皮膚がもともと弱いあるいはかぶれやすい場合には、皮膚の保湿などにも努めるようにするとよいでしょう。

配信元: Medical DOC

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