失敗する権利を子どもにプレゼントする
「最終日に泣きながら宿題をやる姿を見たくない」という思いは、親の優しさであると同時に「失敗させたくない」という執念でもあります。一方で、子どものうちに“計画を立てずに困る”という失敗を経験しておくことは、大人になってからの大きな財産になります。口を出したくなったら、「いま、この子は失敗する権利を行使して学んでいる最中だ」と考えてみましょう。
夏休みの終わりが近付き、真っ白なワークを見て焦るのは子ども自身です。そのとき、叱るのではなく「どうすれば間に合うか一緒に考えよう」と伴走する。そんな立ち位置でいることが、親子の信頼関係を深める何よりの近道です。今年の夏は少しだけ肩の力を抜いて、子どもの自律を信じて待つ贅沢を楽しんでみませんか。
(Nao Kiyota)
