3.ハチワレ
額から鼻筋にかけて毛色が漢字の「八」の字のように分かれた模様を持つ猫は「ハチワレ」と呼ばれています。ハチワレというと白黒のイメージが強いですが、茶白やキジ白、サバ白、三毛など、さまざまな毛色が見られます。
ハチワレはもともと「鉢割れ」と書かれ、兜の鉢が割れることを連想させるため、縁起が悪いとされていた時代もありました。しかし時代とともに「八」の字が末広がりを意味する縁起のよい数字とされるようになり、繁栄や発展を象徴する縁起のよい猫とされるようになりました。
現在では、金運上昇や商売繁盛を願う招き猫のデザインにも取り入れられ、縁起のよい猫として人気を集めています。
4.三毛猫
白、黒、茶の3色の毛色をもつ「三毛猫」は、古くから福を招く縁起のよい猫とされ、招き猫のモデルになったといわれています。
とくに、オスの三毛猫は遺伝的な理由から数が少なく、その確率は約3万分の1ともいわれる希少な存在です。その珍しさから、より強い幸運を呼ぶ猫として大切にされてきました。
また江戸時代には、オスの三毛猫を船に乗せると航海が安全になるという言い伝えがあり、船乗りたちのお守りとして重宝されていました。その縁起のよさから、第一次南極観測隊の出発時にもオスの三毛猫が贈られ、隊員とともに南極へ渡ったことが知られています。

