結婚して初めて参加した家族の集まりで、私は思いがけない場面に出くわしました。初対面に近かった義弟は、最初こそ穏やかな印象でしたが、食事中のささいな出来事をきっかけに急に機嫌を損ねてしまったのです。その後の家族の反応を見て、私は「家族だからこそ許されてしまうこと」について考えるようになりました。
初めての家族の集まりで感じた緊張
結婚してから初めて、夫の家族が集まる食事の場に参加したときのことです。まだ家族の雰囲気にも慣れておらず、私は少し緊張しながら席についていました。
その場で顔を合わせたのが、夫の弟である義弟でした。最初にあいさつをしたときは穏やかな印象で、特に話しにくさを感じることはありませんでした。
私も「これから家族として付き合っていく人なのだから、できるだけ良い関係を築きたい」と思い、失礼のないように振る舞っていました。
食事中に一変した義弟の態度
ところが、食事が進んでいたとき、ささいなことをきっかけに義弟の様子が急に変わりました。何がそこまで気に障ったのか、私にははっきりとはわかりませんでしたが、義弟は不機嫌そうな表情になり、そのまま無言で席を立ってしまったのです。
それまで和やかだった場の空気は、一気に重くなりました。周囲の家族も戸惑っているようでしたが、誰かが義弟に声をかけたり、理由を尋ねたりすることはありませんでした。
私はどう反応すればよいのかわからず、ただその場の空気に合わせるしかありませんでした。初めての家族の集まりだったこともあり、余計に気まずさを感じたのを覚えています。

