猫に使ってはいけない虫よけ
「植物由来」「天然成分」と表示された虫よけであっても、猫にとって安全とは限りません。猫は一部の精油成分をうまく代謝できないことがあり、皮膚への付着や舐め取り、蒸気の吸入によって体調を崩す可能性があります。
特に注意したいものには、次のようなものがあります。
ティーツリーを含む精油
ユーカリを含む精油
レモンやオレンジなど柑橘系の精油
精油を拡散させるアロマディフューザー
猫への使用が認められていない虫よけスプレー
犬用として販売されているノミ・ダニ、虫よけ製品
犬用の製品の中には、猫にとって危険な成分が含まれているものもあるため、犬用を猫へ流用してはいけません。
虫よけ製品を選ぶ際は、「天然だから安心」と判断せず、猫への使用や猫がいる環境での使用が認められているかを確認しましょう。
猫と暮らす家庭におすすめの蚊対策
猫への影響をできるだけ減らしたいなら、殺虫成分や煙だけに頼らず、蚊を室内へ入れないための物理的な対策を組み合わせることが効果的です。日頃から侵入経路を減らしておけば、虫よけ製品を使う回数そのものも抑えられるでしょう。
網戸や窓の隙間を確認する
網戸に小さな破れがあったり、窓枠とのあいだに隙間ができていたりすると、そこから蚊が室内へ侵入することがあります。
定期的に網戸の状態を確認し、破損している場所は補修テープや張り替えなどで早めに直しましょう。網戸がきちんと閉まっていても、窓の開け方によって隙間ができる場合があるため、サッシの構造も確認しておくと安心です。
猫がいる家庭で使用できる製品を選ぶ
電気式や液体式の虫よけ製品を使う場合も、すべてが猫のいる環境に適しているとは限りません。パッケージや説明書を確認し、対象となる害虫や使用場所だけでなく、ペットのいる家庭で使えるかどうかも必ず確かめましょう。
「ペット対応」と書かれていても、猫の体へ直接使用できるという意味ではないため、用法を守り、猫が触れたり舐めたりしない場所で使うことが大切です。
蚊を室内へ入れない習慣を作る
玄関や窓を長時間開けたままにしないことも、蚊の侵入を防ぐうえで基本的な対策です。帰宅時や荷物の出し入れをするときは、扉を開けている時間をなるべく短くし、蚊が一緒に入らないよう意識しましょう。
玄関付近に蚊が集まりやすい場合は、水がたまった植木鉢の受け皿やバケツなど、発生源になり得る場所を見直すことも大切です。

