大丈夫かな?犬が不安に感じること

ひとりぼっちになること
犬は野生の頃に群れで集団生活を送っていたため、ひとりぼっちが苦手です。
そのため、飼い主さんが仕事や学校などで家を出てしまい、ひとりぼっちでお留守番をする状況は犬にとってはかなりのストレスであり、海外では犬のお留守番時間を法令で規制している国もあるほど。特に飼い主さんとの距離が近く、分離不安傾向のある犬であれば尚更です。
苦手な音がすること
犬は聴力が優れている反面、大きな音や破裂音に過敏に反応してパニックに陥ってしまうことがあります。特に夏場は雷の音や花火の音にびっくりして火事場の馬鹿力で家を飛び出してしまい、行方不明になってしまう事故が急増します。
家族や家庭環境に変化があること
犬は自分の『群れ』が『いつも通り』であることにこれ以上ない安心感を覚えます。なぜなら群れに変化があるということは群れの団結力が崩れて獲物を捕らえる機会が減り、飢餓のリスクを高めるからです。
そのため進学や結婚などのライフステージの変化で家族のメンバーが変わったり、引越しなどで家庭環境に変化があったりすると不安で強いストレスを感じます。
家族が喧嘩をしていること
群れがいつも通りであることにこだわる犬は、徹底的な平和主義者でもあります。そのため家族が喧嘩をしていて空気が悪くなると不安を覚えるだけでなく、仲裁に入ろうとすることがあるのです。
家族喧嘩をしているときに愛犬がオロオロしていたり、喧嘩の後で泣いていたら愛犬が慰めるように寄ってきてくれたという経験がある人も少なくないのではないでしょうか。
気づいて!心配性のワンコが見せる不安のサイン

飼い主さんの後追いをする
飼い主さんが家の中を移動すると後ろをくっついてくる、トイレやお風呂に入っているとドアの前で待っているなど、執拗に飼い主さんの後追いをする場合には何か不安を抱えているのかもしれません。不安ゆえに飼い主さんと離れるのが怖いのです。
頼りない声で鳴く
「ピーピー」「キュンキュン」といったか細い声で頼りなげに鳴くのも、不安を訴えているサインです。これは子犬の鳴き声を模倣することで「自分は小さくて頼りない、守られなきゃならない存在ですよ」ということをアピールしていると考えられます。
身を隠す
ソファやベッドの下、ハウスの中などに隠れてしまって呼んでも出てこないなどの行動は、不安を抱いている対象から逃げよう、身を隠そうとしている場合があります。
カーミングシグナルを発する
不安を抱えた状態というのは犬にとって強いストレス下にある状態です。犬は不安や緊張を抱いていると『カーミングシグナル』という特有のストレスサインを発して、自分や相手を落ち着かせようとします。以下がその代表例です。
前足をしつこく舐める 首の辺りを掻く あくびをする お腹を見せる 自分のしっぽを追いかける破壊行動や無駄吠えをする
不安によるストレスが高まると、ストレスを発散するために破壊行動や無駄吠えに出ることもあります。お留守番中にイタズラをしてしまうのは飼い主さんの留守を狙ってやんちゃをしているわけではなく、不安によるものである可能性も高いため、見極めが必要です。

