犬が寝ている時間はなぜ大切なの?

犬は成犬でも1日に12〜15時間ほど、子犬やシニア犬では18時間以上眠ることもあると言われています。それだけ睡眠時間は健康維持に欠かせない時間なのです。
睡眠中、犬たちは、
脳を休ませる 日中の疲労を回復する 記憶を整理する 成長ホルモンが分泌されるなど、大切な働きが体内で行われています。そのため、睡眠が何度も妨げられると十分に休息をとれず、ストレスが蓄積してしまうことも……。
さらに睡眠不足が続くと、免疫力の低下や問題行動の増加、食欲不振、集中力の低下などにつながる可能性もあります。
「よく寝る犬だから多少起こしても平気」と考えるのではなく、安心して眠れる時間を確保してあげることが大切です。
犬が寝ているときの『絶対NG行為』5選

愛犬が寝ている姿を見て「良かれ」と思ってとった行動が睡眠妨害になることもあります。ここでは、犬が寝ているときにやってはいけない行為を見ていきましょう。
1.用もないのに何度も起こす
寝顔がかわいくてつい名前を呼んだり、遊びたくて起こしたりする人もいるでしょう。しかし、何度も睡眠を中断されると、犬は十分に休息できなくなってしまいます。
特に深く眠っているタイミングで起こされる状態が続くと、睡眠の質が低下し、ストレスの原因になることも。寝ているときは、極力起こさないようにしましょう。
2.無理に抱っこしたり体を動かしたりする
眠っている犬を抱き上げたり、寝返りを打たせたりするのも避けるべき行動です。犬は眠っている最中に驚くと、防衛反応で思わず攻撃的な行動に出てしまうケースもあります。
また、無防備な状態で突然驚かされると、強いストレスを感じやすい動物です。安心して眠れる場所では、そっと見守ってあげましょう。
3.大きな音や強い刺激を与える
テレビや音楽の音量が大きすぎたり、近くで掃除機をかけたりすると、犬は何度も目を覚ましてしまいます。
もちろん生活音を完全になくすことは難しいですが、寝床の近くでは、できる限り静かな環境を守ってあげることを意識するのが良いでしょう。
4.ベッドを移動させる
犬は安心できる場所で眠る習性があります。寝ている途中でベッドを移動させたり、「こっちで寝なさい」と場所を変えたりすると、安心して眠れなくなってしまうことも。犬がベッドで寝始めたら、起きるまでそっと見守ってあげてください。
5.「寝すぎかも」と無理に起こす
「今日はずっと寝ているけど大丈夫?」と心配になることもありますよね。健康な犬でも長時間眠ることは珍しくありません。
もちろん、呼びかけても反応が極端に悪いときや食事をとらないとき、元気がないといった様子が見られる場合は注意が必要ですが、元気で食欲もあるなら、無理に起こさず休ませてあげましょう。

